As You Like It     ~気が向くままに~

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臨場 劇場版

柔道、いよいよ決勝戦が始まりますよー
終わりました~ 松本選手の金メダルはどうしてそうなったのか良く分かりませんでしたが(相手の反則らしいですが、柔道に詳しくない私にはどうすると反則なのかが分からないのです・・・)中矢選手は惜しかったですねー!
でも、銀メダルですからねそれに金メダルはこのオリンピック始まって初めてですからね
おめでとうございます~
 
で、この後体操の男子団体、どこまで粘って見るかってところなんですよね。
 
というところで、夏休み映画の前に最後のレビューです。
 
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臨場 劇場版  監督:橋本一 主演:内野聖陽松下由樹
 
都内で無差別通り魔殺人を起こした容疑者の心神喪失が認定され、刑法第39条によって彼の無罪が確定。それから2年後、容疑者の無罪を引き出した担当弁護士と精神鑑定を務めた医師が何者かによって殺される。警視庁と神奈川県警の合同捜査本部は、通り魔事件の被害者遺族たちの遺恨が絡んでいるとして捜査を進めていく。そんな中、敏腕検視官の倉石(内野聖陽)は、死亡推定時刻に関する疑問点を理由に犯人は別の人物ではないかと推察する。合同捜査本部の方針とは違った独自の捜査を展開し、事件の裏側に隠された思いも寄らぬ真相にたどり着く。
 「半落ち」「クライマーズ・ハイ」などで知られるベストセラー作家・横山秀夫のミステリー小説を原作にした、人気テレビドラマの劇場版。並外れた観察力と洞察力で難事件を解決してきた検視官が、ある事件の関係者を狙った連続殺人事件の真相を追い求めていく。『252 生存者あり』の内野聖陽、『ナースのお仕事』シリーズの松下由樹らレギュラーメンバーに加えて、さまざまな作品に出演してきた段田安則若村麻由美といった実力派が共演。謎解きだけでなく、犯罪の加害者と被害者の胸中に深く迫ったドラマ部分でも観る者を魅了する。
 
「臨場」はテレビ版から好きなドラマでしたので、映画化されたら絶対見に行こうと思っていました。
そして、今回の映画は臨場感あふれるドラマでした。冒頭の無差別通り魔事件が起こるシーンはかなりショッキングな光景でした。
ドラマでおなじみの登場人物に神奈川県警のメンバーも加わり、被害者家族等多くの人物のヒューマン・ドラマも描かれていたと思います。その割には、見ている側には割合早く事件の黒幕がわかってしまうので、倉石さんがどのようにして「根こそぎ拾っていく」のかを注目していました。
まあ・・・倉石さんの目のつけどころはテレビ同様に良かったのですよね。でも、なんというのかなー・・・
作品として見終わった時に「根こそぎ拾えてないよなー」感が漂ってしまったのです。
たぶん一番の要因は、通り魔事件の動機がきちんと描かれてなかったことと・・・被害者家族も1人しかクローズアップされなかったことかなぁ・・・どんでん返しは良かったけれど、逆に描ききれなかった分もあったなー、臨場の映画に次回があったら改良してほしいなと思ったのですが・・・倉石さんは果たしてどうなってしまうのか?!がナゾなんですよね。