As You Like It     ~気が向くままに~

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今月のベターホーム

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25日にベターホームの振替に行きました。もはや全くクリスマスではない食卓です。

・きんかんとくこの実のキャロットサラダ
・れんこんつくねと根菜の吉野煮
・わかめとまいたけの生姜炒め
・黒米

でした。肉類がほんのわずかしか入っていない献立でしたが(れんこんつくねは鳥挽き肉とれんこんすりおろしが同量くらいで混ぜたのと、炒めものにほんの少し牛肉薄切りが入った)野菜でボリュームたっぷりでした。

つくねはれんこんと山芋粉が混ぜてあるのでふんわり柔らかく、一度揚げてから最後に煮汁に入れてあるので香ばしくしあがっています。炒めものは生姜がアクセントとなっていて、牛肉の量によって主菜にも副菜にもなります。サラダはドレッシングにはにんじんのすりおろしが入り、更に茹でたにんじんを和えたダブルキャロットでした。

さて、この日のテーマは「がんを防ぐ」献立でした。
実習の前の話では、がんの原因は食事とタバコとされるものが最も多いこと(アメリカでの調査研究によるらしい)、乳がんと大腸がんが増えており、食事の欧米化が背景にあること、野菜を多く、脂肪を少なめの食生活にして、発がん抑制作用があるというブロッコリーやきのこ類を摂ってがんを予防しましょう、との話でした。いかにもありがちですね。

統計的には脂肪や乳製品、肉類の摂取の増加にともない乳がんと大腸がんが増えてきた、というのはわかります。
しかし、個人個人の食生活についてみてみると、がんになりやすいと言われる食生活からかけ離れているのにかかってしまったケースもまた多いのです。

私など、まさにその典型的ですけど…

もちろん、上記のような食生活は、より健康状態を良くすることに役立つでしょう。でも、そういう食生活をしているから必ず防げるのががんではありません。それは他の生活習慣病にも当てはまるかもしれませんが、和食中心だったのに乳がんや大腸がんにかかったり、タバコを吸わないのに肺がんになってしまうケースは多いのです。特に若年での発症の場合には、生活習慣が原因というのは少ないのではないでしょうか?講演会で医師が「がんにかかってしまった原因が思い当たらない、ある意味それは運命だったとしか言いようがないことも多いのです」と話していたこともあり、私自身は食事でがんは防げなかったと思っています。

がんにかかってしまった方は、多くの方があれが原因だったのかしらと思い悩んだり、自分を責めてしまったりしますが、がんを防ぐ食事などと聞いても、そうではないことも現実には多々あるのだから、これからはストレスにならない程度に健康的な食生活を生活の中に取り入れていけばいいのではないでしょうか?