ドラマの感想 2012年秋クール
仕事に行くと、横浜駅周辺の雪はほとんど気にならなくなりましたが、自宅近くの雪はまだ溶けなくて、この寒さでカチカチに凍っています。
さて、1月も半分が終わり、冬ドラマが続々スタートしていますので、記憶がなくならないうちに前クールの感想を書きますね。
大奥～有巧・家光篇
映画版を見てしまった後のせいか、記憶が奥の方に行ってしまっているのですが…
正直、映画よりもドラマの方が堺雅人さんのイメージがピッタリハマりました
最初僧侶姿で出てきた時の美しさときたら…そして、突拍子もない物語の設定にも違和感を感じなくなっていました。
ムリヤリ母親から引き裂かれて上様として育った少女家光と、春日局（どうしてこの人はどんなドラマに出てきても怖いんだろう？）によってムリヤリ還俗させられた有巧…２人の気持ちがようやく通じあったと思ったのに、世継ぎをもうけるために次々と他の側室をあてがわれる家光…こうして書いているだけだとバカバカしく見えてしまうかもしれないけど、ドラマは有巧様の気持ちがコレでもかっ！ってほとばしってきて、ラブストーリーとしてはかなり完成度の高いものでした。堺雅人さんの演技はスゴい、そして玉栄の田中聖くんもいい感じでした。だからこそ、綱吉篇も映画にするんじゃなくてドラマでじっくり描いた方が良かったのかもしれないです。そしてネットカフェに数時間こもって原作を読みました。
Priceless～あるわけねぇだろ、んなもん！～
キムタクが「極貧男子」を演じてしまうというドラマ。もうキムタクじゃ視聴率取れないんじゃ…キムタクは何をやってもキムタクだと言われてしまいますが、やっぱり見てしまいました。
最初の設定は、正直ムチャクチャすぎると思ったのですが、見ていくうちに不思議とハマってしまったのは、脚本家のなせるワザか、キムタクの演技のおかげかはわかりません。現代のわらしべ長者ストーリーは見ていて楽しかったです。キムタクだけではなく、脇を固める俳優さん（特に中井貴一さん）がいいから楽しいドラマになっていると思います。
正直最終回は、なんだかコレでいいのか？という終わり方だったのですが、これは映画化するための伏線なんでしょう。最後の最後に生放送！は斬新な試みだとは思いますが別になくても良かったです。クリスマスイブの夜にお疲れさまでした…
それから、このドラマ、私は録画したのを見ていて、途中までは娘も見ていたのですが、最終回は興味無さそうで娘が寝ているうちに見てしまいました。それで良かったのです。サンタの存在を無条件に信じていたころと違って、今では半信半疑になっていますが、まさかキムタクの口からサンタについての真実を聞くのは娘だって本意ではないと思いますので…
匿名探偵
あのドラマのスタッフが作ったドラマなので、あのテイストがそのまま戻ってきました。
ミステリーっぽい要素もちゃんとありながら、無意味なお色気？シーンやエロシーンがやたらと出てくるのも許せてしまうのがこのシリーズです。そしてこの探偵は高橋克典さんじゃなくちゃダメです。また深夜に続編をやって欲しいです。
相棒
新しい相棒は成宮寛貴くん。ミッチーに比べるとだいぶ若い気がしますが、右京さんとの息もだいぶ合ってきたようです。２人の出会いとなった香港領事館での事件も色鮮やかでした。冬休み前には、あんな重傷を負って記憶もなくしてしまったのにあっさり回復してしまったり、即身仏が出てきたり、ちょっと刑事ドラマっぽくないホラーな話になっていましたが、元日スペシャルは重厚な雰囲気で良かったです。あと、全然ドラマと関係ないのですが、NHKのある番組で、米沢さんをやってる六角精児さんがある取材に出た、というのをやってて、それを応援していたのが右京さんと甲斐くんだったのです。局を超えたつながりにちょっと笑ってしまいました。
個人的には石坂浩二さんはなんで息子をあそこまで嫌っているのか、何か深い事情があるのかと気になります。
平清盛
視聴率歴代最低という記録を残してしまいましたね～
個人的には、松ケンには責任はないと思います。
やはり、みんながイメージする王朝文化の色鮮やかな平安時代じゃなくて、ドロドロで人間関係が良く分からない平安時代になっちゃって、ついていけなくなってしまったのが敗因なんじゃないかと思いました。
その分、最後まで物語についていった人たちの間では面白かったという意見が多くて、ワタクシもそう思った一人です。
晩年の清盛が、ついに何かをはき違えて、全てを支配しようとする巨大な怪物になっていく様子や、もはや武士としての何たるかを見失ってしまった平家一門…若いころからの清盛の成長や世の中の変化をずっと追ってきたから、その栄華と転落が物悲しく見えてきました。
それなのに、最終回と「エンタの神様」が重なってしまって、その日が飲み会で、結局エンタを録画してしまい、清盛の最終回だけ見逃してしまったんですけどね(笑)
さて、1月も半分が終わり、冬ドラマが続々スタートしていますので、記憶がなくならないうちに前クールの感想を書きますね。
大奥～有巧・家光篇映画版を見てしまった後のせいか、記憶が奥の方に行ってしまっているのですが…
正直、映画よりもドラマの方が堺雅人さんのイメージがピッタリハマりました
最初僧侶姿で出てきた時の美しさときたら…そして、突拍子もない物語の設定にも違和感を感じなくなっていました。
ムリヤリ母親から引き裂かれて上様として育った少女家光と、春日局（どうしてこの人はどんなドラマに出てきても怖いんだろう？）によってムリヤリ還俗させられた有巧…２人の気持ちがようやく通じあったと思ったのに、世継ぎをもうけるために次々と他の側室をあてがわれる家光…こうして書いているだけだとバカバカしく見えてしまうかもしれないけど、ドラマは有巧様の気持ちがコレでもかっ！ってほとばしってきて、ラブストーリーとしてはかなり完成度の高いものでした。堺雅人さんの演技はスゴい、そして玉栄の田中聖くんもいい感じでした。だからこそ、綱吉篇も映画にするんじゃなくてドラマでじっくり描いた方が良かったのかもしれないです。そしてネットカフェに数時間こもって原作を読みました。
Priceless～あるわけねぇだろ、んなもん！～キムタクが「極貧男子」を演じてしまうというドラマ。もうキムタクじゃ視聴率取れないんじゃ…キムタクは何をやってもキムタクだと言われてしまいますが、やっぱり見てしまいました。
最初の設定は、正直ムチャクチャすぎると思ったのですが、見ていくうちに不思議とハマってしまったのは、脚本家のなせるワザか、キムタクの演技のおかげかはわかりません。現代のわらしべ長者ストーリーは見ていて楽しかったです。キムタクだけではなく、脇を固める俳優さん（特に中井貴一さん）がいいから楽しいドラマになっていると思います。
正直最終回は、なんだかコレでいいのか？という終わり方だったのですが、これは映画化するための伏線なんでしょう。最後の最後に生放送！は斬新な試みだとは思いますが別になくても良かったです。クリスマスイブの夜にお疲れさまでした…
それから、このドラマ、私は録画したのを見ていて、途中までは娘も見ていたのですが、最終回は興味無さそうで娘が寝ているうちに見てしまいました。それで良かったのです。サンタの存在を無条件に信じていたころと違って、今では半信半疑になっていますが、まさかキムタクの口からサンタについての真実を聞くのは娘だって本意ではないと思いますので…
匿名探偵あのドラマのスタッフが作ったドラマなので、あのテイストがそのまま戻ってきました。
ミステリーっぽい要素もちゃんとありながら、無意味なお色気？シーンやエロシーンがやたらと出てくるのも許せてしまうのがこのシリーズです。そしてこの探偵は高橋克典さんじゃなくちゃダメです。また深夜に続編をやって欲しいです。
相棒新しい相棒は成宮寛貴くん。ミッチーに比べるとだいぶ若い気がしますが、右京さんとの息もだいぶ合ってきたようです。２人の出会いとなった香港領事館での事件も色鮮やかでした。冬休み前には、あんな重傷を負って記憶もなくしてしまったのにあっさり回復してしまったり、即身仏が出てきたり、ちょっと刑事ドラマっぽくないホラーな話になっていましたが、元日スペシャルは重厚な雰囲気で良かったです。あと、全然ドラマと関係ないのですが、NHKのある番組で、米沢さんをやってる六角精児さんがある取材に出た、というのをやってて、それを応援していたのが右京さんと甲斐くんだったのです。局を超えたつながりにちょっと笑ってしまいました。
個人的には石坂浩二さんはなんで息子をあそこまで嫌っているのか、何か深い事情があるのかと気になります。
平清盛視聴率歴代最低という記録を残してしまいましたね～
個人的には、松ケンには責任はないと思います。
やはり、みんながイメージする王朝文化の色鮮やかな平安時代じゃなくて、ドロドロで人間関係が良く分からない平安時代になっちゃって、ついていけなくなってしまったのが敗因なんじゃないかと思いました。
その分、最後まで物語についていった人たちの間では面白かったという意見が多くて、ワタクシもそう思った一人です。
晩年の清盛が、ついに何かをはき違えて、全てを支配しようとする巨大な怪物になっていく様子や、もはや武士としての何たるかを見失ってしまった平家一門…若いころからの清盛の成長や世の中の変化をずっと追ってきたから、その栄華と転落が物悲しく見えてきました。
それなのに、最終回と「エンタの神様」が重なってしまって、その日が飲み会で、結局エンタを録画してしまい、清盛の最終回だけ見逃してしまったんですけどね(笑)
