As You Like It     ~気が向くままに~

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遺体 明日への十日間

日本人にとって忘れることができない、忘れてはいけない日となった3月11日。
まさにその日に見てきました。
 
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遺体 明日への十日間 監督:君塚良一 主演:西田敏行佐藤浩市
 
東日本大震災の発生直後。定年まで葬儀関係の仕事に就いていた相葉常夫(西田敏行)は、仕事柄遺体に接する機会が多かったことから、遺体安置所でボランティアとして働くことになる。一人一人の遺体に優しく話し掛ける相葉の姿を見て、膨大な遺体に当初は戸惑っていた市職員たちも、一人でも多く遺族のもとに帰してあげたいと奮闘し続ける。
2011年の東日本大震災で被災した岩手県釜石市の遺体安置所を題材としたルポルタージュ「遺体 -震災、津波の果てに-」を基に、メディアが伝え切れない被災地の真実を描き出したヒューマン・ドラマ。葬儀関係の仕事をしていた主人公を中心に、遺体を家族のもとに帰そうと奮闘する遺体安置所の人々の姿を映し出す。メガホンを取るのは、『踊る大捜査線』シリーズの脚本や『誰も守ってくれない』などで知られる君塚良一西田敏行が主演を務め、佐藤浩市佐野史郎など日本を代表する名優たちが共演。東日本大震災の壮絶な様子と共に、遺体安置所の人々を通して日本人の死生観をも映し出す。
 
もう2年?ではなくて、まだまだ2年。復興に向かっているようで、何も変わっていないように見えるところも・・・
被災地の人々もこの映画を見た方が多いのでしょうか?まだ映像が生々しすぎて、直視できないのではないかと直接被災していない私にとっても最後まで見るのはしんどい作品でした。
でも、この日のことを忘れてはいけない・・・
いろいろ細かい言葉は出てきません。ただただ、劇場内に時折嗚咽が響いていました。