綱引いちゃった！
GWもいよいよ明日から連休後半戦です。とはいっても今朝も寒かったですよねー
今も部屋には暖房が入ってます・・・
さて、映画のレビューばかりが続いていますが、この作品は公開されたのは昨年秋でした。
映画館で見たのではありません。バリ島に行く途中の機内で見た作品でした
ちなみに，ガルーダ・インドネシア航空の成田⇔デンパサール便での機内映画プログラムで日本語の作品はこれと「今日，恋をはじめます」の２本でした。
大分市役所広報課で働く西川千晶（井上真央）は、全国的に認知度の低い大分市PRのため市長命令で女子綱引きチームを結成することに。彼女は、母親の勤め先で廃止寸前の給食センターの職員をチームに招き、全国大会出場まで勝ち進むことができれば廃止を撤回するよう市長に提案する。どうにかチームを結成するが、千晶自身もキャプテンとしてチーム入りするはめになり……。
市の知名度アップのため、女子綱引きチームの結成を命じられた大分市役所女性職員の奮闘を描くハートフル・コメディー。『舞妓 Haaaan!!!』『なくもんか』の水田伸生監督と、『パッチギ！』シリーズや『フラガール』の脚本を手掛けた羽原大介がタッグを組む。綱引きを通じて個性豊かなメンバーときずなを深めていくヒロインを、『八日目の蝉』の井上真央が熱演。そのほかベテラン松坂慶子、『星守る犬』の玉山鉄二ら多彩な共演陣が脇を固める。
いわゆる「ご当地映画」でありながら，コメディー要素が多くてその中にもちょっとホロリとする場面が混ざっている「気楽に楽しめる娯楽作品」となっていました。
勤めている市の給食センターの廃止から逃れるためには綱引きで勝ち進まなくてはならない・・・市役所職員の主人公が，なりゆきで給食センターの職員と一緒にチームを組むことになってしまった。そしてメンバーそれぞれにいろんなドラマがあって，コーチをめぐる女の戦い？！もあって，途中波乱が起こって，このままチーム消滅かと思われたけど，そこから驚異的なチームワークを発揮して，大会当日を迎える－ストーリーとしては王道的なパターンですが，安心して見ていられました。
綱引きも，小学生のころは運動会の定番種目でしたが，いつの間にかやらなくなってしまいますよね。国際大会も開かれている「競技綱引き」の存在を初めて知りました。アニメの「ちはやふる」を見ていても思うのですが，一見マイナーな競技がクローズアップされて，そこでチーム戦に挑むメンバーの活躍を見ていると，なんか応援してあげたくなってくるんですよね。
そうそう，物語の方向の鍵を握るのが大分市長なのですが，実際の市長さんはこれを見ていて怒らなかったのかしら？と心配になってしまいました（笑）もちろん話はフィクションですので，本当の市長さんはこんなことはしません。そして，かつて世界大会にも出場した大分の女性綱引きチームがあったのは本当のことです。
あと，ラストシーン。まさかあんな終わり方をするとは・・・・
ネタバレですが，エンドロールに「参加賞」と書かれていたので優勝できなかったのは確実だと思うのですが，チーム綱娘がどこまで勝ち進んだのかは，想像にお任せということなのでしょうね。
でも，機内で見るにはシリアスすぎずに適度に笑って楽しめるくらいの映画がいいのかもしれません。
