As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

中華街tea room

先週末、久しぶりのメンバーでオフ会がありました。
手術を受けた頃から知り合った「シュガーさんつながりメンバー」で久しぶりに会うことになったのです。そして場所は横浜中華街でした。

ランチを食べた後向かったのが、中国茶専門店である悟空茶荘
1階は店舗になっていて、たくさんのお茶が並んでいます。そして2階は喫茶室です。店員さんがそれぞれのお茶にあった淹れ方で美味しく淹れてくださいます。

中国茶は大きく「青茶」「黒茶」「紅茶」に分けられます。青茶とは烏龍茶のことで、黄金桂や鉄観音などはよく知られていますよね。
黒茶はプーアル茶のことで、これもさまざまな種類があります。紅茶は、英国の紅茶とは若干違って手摘みのものが多いです。ライチ紅茶などのフレーバーティもあります。

お茶の煎れ方は、最初にざっとお湯をかけて茶葉をひらかせた後、それぞれにあった茶器で煎れていきます。
青茶は急須を深皿にいれてそこにお湯を注ぎます。さらに急須の上からもお湯を注いで保温性をアップさせるのです。このお茶の煎れ方は、映画のレッドクリフでもヒロインの小喬さんがやっていました(それを曹操の前でやったから曹操軍はトニーと金城武に火責めにされてしまったのですが・・・注:史実は違いますけど)そして、お茶の話に戻すと最初は飲むだけでなく香りを楽しむための器にお茶を注いで香りを移すのです。ほのかな香りを味わった後に飲むお茶は大変上品な味わいです。
私がオーダーしたのは「香六安茶」ですが、スタッフが香港中のお茶屋さんを巡って探したのだそうです。黒茶に分類されるのですが、ほうじ茶を思わせる香りがついていて、いくらでも口に入ってしまうような味でした。このお茶は急須ではなく、中国茶ではお馴染みの蓋付きの茶器で煎れました。
 
イメージ 1


最初の一杯をスタッフに煎れていただいた後は、卓上で静かに煮立てているガラス製の中国風のやかんからお湯を継ぎ足して何杯でも飲むことができます。すぐに「出がらし」になっちゃうような安いお茶とは違って、何度飲んでも味と香りが残っていました。
お茶と一緒に楽しむお茶請けのお菓子も、お茶の風味を邪魔しないような上品なものでした。特に中国風のカステラはクリームを少しつけて食べると美味しかったです。
 
本当に久しぶりにお会いする方ばかりだったのですが、午後のお茶を楽しみながらあっという間に時間が過ぎてしまいました。そういえば、病気の話はあんまりしなかったねと別れ際に笑ってしまったのですが、みんな手術から年数が過ぎて、もちろん不安がなくなったわけではないのですが、時間薬のように病気と共存できているのかなと思います。そして、このメンバーを引き合わせてくださったシュガーさんも再会を喜んでくださっていると思います♪
 
中華街といえば「どこで食べようか」ということばかり考えてしまって、tea roomは初めてだったのですが、今度一人で本でも持ってゆっくりするのもいいし、友人と積もる話をするのにもいいなぁと思いました。久しぶりのオフ会、お忙しい中幹事を引き受けてくださった香子さん、ありがとうございました。
そしてまたみなさまにお会いできるのを楽しみにしています。