As You Like It     ~気が向くままに~

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二流小説家 シリアリスト

今日で一学期も終わりです。なので、夏休みに入る前に見た映画の感想も書いてしまいます。
 
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二流小説家 シリアリスト 監督:猪崎宣昭 主演:上川隆也武田真治
 
ある日、小説家としてぱっとしない赤羽一兵(上川隆也)は、死刑が確定している連続殺人犯の呉井大悟から告白本の執筆を依頼される。彼はそのチャンスに飛び付き、呉井に面会に行くと、彼を主人公にした小説を書くという条件を提示される。赤羽は、ふに落ちないながらもOKし、3人の女性たちに取材をするのだが、行く先々で殺人事件が発生し……。
俳優の上川隆也が映画初主演を果たし、デイヴィッド・ゴードン原作の小説「二流小説家」を映画化したミステリー。不遇の小説家が収監中の殺人犯と出会うことにより、再び悪夢のような殺人事件が繰り返される戦慄(せんりつ)の事のてん末を描き出す。片瀬那奈平山あや小池里奈黒谷友香といった女優たちが豪華共演。野心家の主人公が巻き込まれる思わぬ事態や、謎が謎を呼ぶストーリー展開に翻弄(ほんろう)される。
 
上川隆也さんは、春ドラマ「遺留捜査」でも主演でしたけど、とにかくいろんなところで見かけますよね。
が,なんと主演で映画に出るのは初めてだったのです!
これはオドロキだ~,というわけで見てきました。
原作は日本の作品ではありません。処女作で賞を取ったという海外作品の舞台を日本に移したのでした。
だから,物語の設定上「ちょっとムリがあるんじゃ・・・」というしっくりこないところがあったんですよね。
それから,猟奇的な殺人事件を扱っているということもあり,とにかくおどろおどろしいのです。やたらと音楽も不気味だし,なんだか不必要におどろおどろしかったのでした。
上川さんは,そもそもが不遇な小説家で新聞にエロ小説を書いている,って感じがしないのですが,やっぱりいつもの飄々とした彼らしさが出ていましたよ。でも,なんというかなぁ・・・解説にあったように「ストーリー展開に翻弄される」ってところまではいってませんでしたね。弁護士さんが今回の殺人をやりましたってのも,言われてしまうと「そんなところかぁ・・・」って感じで終わってしまったし。猟奇殺人犯の武田真治さんは「おおっ」って感じでした。