ついにお取り寄せをしてしまった

ネットでポチっとするだけでいろんなモノを手に入れることができる時代になりましたが、つい先日「楽天市場」でコレをゲットしてしまいました。

じぇじぇじぇまめぶセット　2000円です。

まめぶとは、あまちゃんを見ている方にはおなじみですが、岩手の久慈（厳密には旧山形村のこと、現在は久慈市に編入されている）の郷土料理で、あまちゃんのオンエア前からB-1グランプリなどに出ていました。
小麦粉の団子ですが、中に「くるみと黒糖」が入っていて、これを醤油ベースの出汁で野菜や焼き豆腐、油揚げと一緒に煮たもので「おかずなんだかおやつなんだか分かんない」とドラマの中でアキちゃんは言っています。
（ついでに言いますと、ドラマでは袖が浜の海女さんたちがまめぶ汁を食べていますが、実際にまめぶが食べられていたのは久慈市の中でも「旧山形村」の地域に限られているそうで、袖が浜のモデルである「小袖海岸」地域の人々はその存在すら知らなかったそうです・・・震災の折に炊き出しとしてまめぶ汁がさかんに振舞われ、知名度が徐々に上がっていったのだとか）

届いたまめぶセットには、このまめぶの他に岩手郷土鍋料理の「ひっつみ」とスープのセット（すいとんみたいな小麦粉団子で、野菜や肉を入れて鍋にする）、三陸産わかめ、平泉のゴマ団子が入っていました。

まめぶの作り方の紙には、ひっつみのスープを使って出汁を作り、そこに野菜と焼き豆腐を入れて煮えたらまめぶを入れてください、と書いてあったのでその通りに作ってみました。

 

コレが我が家に初めて登場したまめぶ汁。見た目はすいとん、いやけんちん汁にそっくりです。
で、食べてみると
「脳は醤油味と認識しているから、野菜や出汁の味に対しては素直に反応するけど、まめぶを噛んだ時に中から出てくる甘さに混乱する」
ということを実感しました

ナゼに中から甘いモノが出てくるんだ？！
そして汁はしょっぱいんだ？！
まさに、おやつなんだかおかずなんだか分かんない味でした。

まめぶを食べ終わった後の鍋にひっつみを入れて豚肉も入れて、夏なのにひっつみ鍋にしたのですが、これは素直に鍋料理としていただきました。
それから、三陸産わかめは肉厚でそのままでポン酢につけて食べるのが美味しかったです。

しかし、まめぶ汁を食べている間に脳裏に浮かんだのはアキちゃんではなくて、あんべちゃんこと片桐はいりさんの顔ばかりでした…

さて、今日もじぇじぇる（録画した「あまちゃん」を見ること）とするか…