玻璃ヶ浦駅
駅舎の外もロケに使われています。
駅舎の外へ一歩出ると、中島行きの船乗り場があります。
この日、私たちは中島に行くために高浜駅まで来たのでした。
松山には三津浜港、高浜港、松山観光港があるのですが、かつては九州や本州に向けた船が出ていた高浜港は、大型船の発着がほとんど観光港に移ってしまったことで、今では中島や興居島といった瀬戸内海の小島とを結ぶ小型船のみが発着する港になっています。でも、高浜港は伊予鉄の高浜駅を降りたら目の前が海という最高のロケーションにあるので、映画のロケに使われたのです。ロケハンスタッフは日本中の駅を探して高浜駅を見つけ出したのだとか。
駅に着いた瞬間、ワタクシの頭の中では「ガリレオ」のあのテーマソングが鳴っていました
ガリレオモードになってひととおり写真を撮った後、中島行きの船乗り場に行ったのです。
さて、前日から大雨が降り始め、高浜駅に着いた時もザーザーと降っていました。
これで断水などの最悪の事態は避けられる・・・!と地元の方々にとっては恵みの雨だった一方で、
私たちは来るまでに暑さ対策は整えたつもりだったのですが、まさかの雨&寒さ対策が必要に
中島までは30分で行く小型の高速艇に乗るのですが、停泊している船は波に揺られて上下左右にいったりきたり…
瀬戸内海とは思えない高波に、マジでこの船動くのか?カンベンしてくれよ~とビビっていたのですが、港を離れるとそれは現実になりました。
瀬戸内海とは思えない高波に、マジでこの船動くのか?カンベンしてくれよ~とビビっていたのですが、港を離れるとそれは現実になりました。
もともと高速艇は大型船のフェリーに比べると揺れやすいのですが、沖に出てしばらくすると風と波にあおられて「海の上をバウンドしている」ように揺れ始めたのです。
幸いだったのは、瀬戸内海航路の船ゆえに、船酔いに見舞われる前に中島に着いたことです。あと30分揺れ続けたら、船内は恐ろしいことになっていたでしょう・・・
陸に上がっても足が地に着かないような感覚に陥っていましたが、雨も風も強くなる中、去年は穏やかだった「姫ヶ浜」(「玻璃ヶ浦の海」を彷彿とさせます)もまるで荒れている外房の海のようになっていて、とても外にいられるような状況ではなく、雨を避けることができる茶屋に入っておでんやうどんを食べて暖を取って「24時間テレビ」を見ていました。カキ氷を食べるためのお小遣いを持ってきたけど、とてもそんなことできません。
でも、お昼過ぎくらいから雨脚も少しずつおさまってきて、お昼には朝釣りたてという鯛のお刺身や「鯛めし」をいただきました。それはもう、おいしかったです
あれは東京じゃ食べられないね。ロケに来た福山雅治さんも食べてないと思うよ。