As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

今年も終わりました

本番前夜に桜塚やっくんが交通事故で亡くなってしまったというショッキングなニュースがありました。
最近ずーっと彼の姿をテレビで見ていなかったけど、以前にエンタの神様で「がっかりだよっ!」ってやってたのは娘が好きだったんですよね。人生の幕切れがあまりにも唐突であまりにも早いです。ご冥福をお祈りします。

なんだかそのニュースに動揺してしまって、あまり寝た気がしないまま、今年も発表会の本番を迎えました。

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原宿の竹下通りを一本逸れた通りは、竹下通りのあの喧騒がまったく感じられないのですが、その通り沿いにある小さなサロンホールで毎年演奏会があります。
年に一度だけ弾くベーゼンドルファーの弾き心地は、やはり別格です。

昨年の発表会は、義弟の結婚式の前日で、状況に寄っては出られなくなる可能性がある(結果的にはソロ曲を弾いてダッシュで会場を抜け出して羽田空港に向かった)ことから、なんだか当日まで気がそぞろのままで終わってしまったので、今年は自分なりにきちんと取り組んでみたいと思っていました。
そこでまず、比較的早めに曲決めをして「やらなくてはいけない」状況に自分を追い込み、次にきちんとレッスンを受けることにしました。
実はこれまでの発表会は、殆ど自己流に弾いて、直前に当時のサークルの先生(今でもこの先生が演奏会を主宰しています)にちょっとみてもらっていただけなのですが、この演奏会に参加しているメンバーはみんな自分の本拠地に師事している先生がいるので、私は娘のピアノの先生に自分のレッスンをお願いしました。
今年から娘のピアノの先生が変わって、かなり上級者にもレッスンをされる先生になったので、8月から9月にかけて3回ほどみていただきました。自分では弾けたつもりでいたのに、レッスンとなるとボロボロで、何でこんな曲を選んでしまったのだろうと随分後悔したものです(笑)
でも、そのおかげで本番もノーミスというわけにはもちろんいかなかったけど、自分なりには納得がいったし、演奏会を主宰する先生からも去年より全然良かったと言っていただけました。

そして今年は連弾もやってみることにしました
連弾はこれまでになく合わせ練習の回数を重ねたおかげ?!か、これまで以上にしっかり合ったと思います。子ども向けの連弾曲集は結構売られているので、連弾と聞くとなんとなく子どもの発表会のイメージもあるかと思いますが、大人の連弾もまた奥深いものです。
 
というワケで、日曜日の本番が終わった後はすっかり脱力モードになっているのでした。
 


 
今年の選曲についてですが、私が気が向くままにふらりと見に行く「映画」から探してみました。
ソロ曲については、3年前に銀座テアトルにて鑑賞した、荻上直子監督の作品「トイレット」の中で使われている曲から選んだのです。
 
 
そして、連弾曲を決めるきっかけになったのは、この映画。
映画を見てから数ヶ月、「あのドビュッシー弾いてた子が『あまちゃん』に出てるの?」っていうことで、ドビュッシーの連弾作品を選びました。