松島へ

旅行から戻ってからバタバタしているうちに新学期前日になってしまいました。

 

 

もはや日が暮れかかっていてシルエットしか見えない状態ですが、仙台城址にある伊達政宗の像です。

 

というワケで、この像を見た翌日に伊達家とも縁の深い松島に行きました。

伊達政宗、といえば私の中では中学２年の時に見た大河ドラマ「独眼竜政宗」のイメージは未だに鮮明です。

松島は言わずと知れた「日本三景」。
松尾芭蕉が「松島や　ああ松島や　松島や」と詠んだのはホントなのでしょうか？

海岸沿いに海を見ると、ホントにあの風景が広がっていて感動しました。

まず最初に向かったのが「瑞巌寺」
国宝の本堂は修復工事中で見られないので、今回特別公開ということで仮本堂に安置されていたのが、

伊達政宗の位牌でした。
そして、歴代の仙台藩主とその正室の位牌も安置されていました。
これらの御位牌は、本堂が修復されてその中に納められたらもう一般には見ることができません。

脳内にはあのテーマ曲が流れてきて、背筋がピンと伸びました(笑)

また、今回特別公開されていたのがお寺の裏手の小高い丘にある「御霊屋」
伊達政宗の正室愛姫の墓所で、普段は閉じてある扉が春のこの間時期だけ特別に御開帳されていました。

大河ドラマでは、愛姫が輿入れしてきたばかりの少女時代を後藤久美子さんが演じてスゴい視聴率になった記憶があります。その後成人してからは桜田淳子さんが演じていました。
2009年の大河「天地人」にワンシーン愛姫が出てきたのですが、その時はかつて政宗を演じた渡辺謙さんの娘である杏さんが愛姫をやっていたのです。

瑞巌寺の後はこれも定番となっている「五大堂」に行きました。桃山時代の建築が現存しています。

その後は「福浦島」へ徒歩で渡って見晴台まで行ってきました。
海岸と福浦島の間の橋は震災で壊れてしまったのですが、台湾の方からの義援金により1年後に修復されたのです。
松島はいりくんだ地形のためか、震災の津波の被害は比較的軽く(とはいえお土産物店の１階部分は全部浸水してしまいましたが）名所旧跡の被害も他の被災地と比べると軽い方で、観光地としての復活も早かったのです。

福浦島の後は車で奥松島へ移動しました。外海に面したこちらの沿岸には津波の爪痕がまだまだ残っていました。

大高森の小高い山に登って頂上から見た風景です。これぞ松島の絶景でした。

このあと高速道路に入って宮城を出たのですが、横浜まで戻るのは少々大変なので、宇都宮に一泊することにしました。餃子を食べた翌日にどこに行ったのかは、また今度。