チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像
ずっとテレビシリーズを見ていたので、映画化されたからには見にいかなくてはと思っていました。消費税アップのため、レディースデイ料金が1100円に値上がって初の鑑賞です。
国、自治体、東城医大が死因究明システムの改革として取り組む、日本初のAi（死亡時画像診断）センターが発足する。東城医大の田口（伊藤淳史）と厚生労働省の白鳥（仲村トオル）もこのプロジェクトに参加していたが、こけら落としとなるシンポジウムを前に、東城医大に脅迫状が届く。一方、死因が判別できない集団不審死事件が発生。そしてAiセンターが始動する当日、医学界を揺るがす出来事が起きようとしていた。
国、自治体、東城医大が死因究明システムの改革として取り組む、日本初のAi（死亡時画像診断）センターが発足する。東城医大の田口（伊藤淳史）と厚生労働省の白鳥（仲村トオル）もこのプロジェクトに参加していたが、こけら落としとなるシンポジウムを前に、東城医大に脅迫状が届く。一方、死因が判別できない集団不審死事件が発生。そしてAiセンターが始動する当日、医学界を揺るがす出来事が起きようとしていた。
話のスケールを考えると、正直なところは「2時間ドラマスペシャルでも良かったんじゃないだろうか…」と思ってしまったのですが、それでも田口＆白鳥コンビをスクリーンで見ることができたのは良かったです。
これまでのバチスタシリーズは、ある大きな疑惑や不審な死があってそれを追いかけていくかたわら、ドラマの毎回ごとにエピソードが盛り込まれる、というパターンでしたが今回は「謎の大量不審死」と「Aiセンター開設前に送られて来た脅迫状」の2つの謎を追いかけていきます。さすがバチスタシリーズだけあって単純なことでは済まなくて、ある薬害の被害者遺族とか、大量死の生き残りの医師には外傷性の障害があったとか、白鳥が医師を辞めた理由とか、前作の螺鈿迷宮に出てきたすみれ先生が起こしたこととか、色んな要素が絡まって息をつかせぬペースで話が進んでいきます。
大量不審死の正体は、さすが「Aiでないと見抜けない原因」で、前回のキセノン吸入もスゴかったけど、今回も原作者が医師だから考えられるトリックだなぁ、と感心してしまいました。
あとは「チームジェネラル」が出てきてくれたのが良かったですね。ジェネラルは堺雅人さんよりは西島秀俊さんの方が合ってるんですよね。そしてドラマの時は研修医だった松坂桃季くんが医師として成長してたのが良かったです！
もうこれでホントにバチスタシリーズが終わってしまうのかと思うと残念なので、またやってほしいですね～
