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横浜市民防災センター

昨年に引き続き、我が家は自治会の役員が輪番で回ってきているのですが、今年度は防災係を担当しています。
防災係としての仕事はグループ分けして分担するのですが、私が担当したのが「横浜市民防災センターの見学」でした。
自治会内に回覧を回して参加者を募って見学に行き、防災についての意識を高めてもらおうというものです。震災後、参加者が少し増えたのですが昨年度は防災係以外の参加者は2人しかいなかったと聞きました。

ところが、今年は20人以上の参加者が集まりました。震災から3年、というのが1つの区切りとなり意識する人が増えたのでしょうか?

そして見学に行った日はまさに「大雨で災害が起こりそうな日」でした…
(もちろん無事に帰ってきました)
集まったメンバーには家族連れも多く、娘の同級生もいました。横浜駅で降りてダイヤモンド地下街を抜けて地上に出てちょっと歩いたところに防災センターがありました。隣接している沢渡公園が地域の避難場所になっています。

防災センターは横浜市消防局の施設で、誰でも無料で見学できます。私たちは今回は団体見学なので予め予約し、職員の方が説明してくださいました。

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入口には消防車。ちびっこは衣装を着て記念撮影できます。

まずは「災害劇場」で過去の大災害についての説明がありました。関東大震災に始まり伊勢湾台風やホテルニュージャパン火災、そして阪神淡路大震災を経て3.11で終わっていました。

それから、3つの体験がありました。

地震体験、煙体験、暗闇体験です。

地震体験は、関東大震災の揺れを震度5にパワーダウンしたものを体験しましたが、かなり揺れて怖かったです。3.11では私がいたところは震度4くらいだったと思うのですが、元々地盤が強固な場所なのでそれほど揺れを感じませんでした。

煙体験では、白くなった煙は上にいくことを利用して、かがんだ体勢でできるだけ吸わないように逃げることを実践しました。

暗闇体験では、本当に真っ暗な部屋から壁を伝って外に出たのですが、停電が起きたらこうなるのだ、これが地震で部屋が破損した状態で夜になって停電してしまったらどうなるのか?冷静でいられるのかしらと思ったのです。

今回、自治会行事で参加した防災センターですが、いざというときどのように行動すべきか、それを考えるきっかけにはなるかと思います。
センターには広い体育館もあり、消防局の職員さんが訓練をしていましたよ。