As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

ホームステイドタバタ滞在記 その2

今朝洗濯物を干している時に、相変わらず朝から五月蝿く聞こえてくるセミの合唱の中に「ツクツクボウシ」が混ざっているのに気がつきました。
これまでは「ジー」っというアブラゼミか「ミーンミンミン」のミンミンゼミだけだったのに・・・
でも、ツクツクボウシの泣き声が聞こえてきたってことは、この夏も折り返しを過ぎたってサインなんでしょうね。
それにしてもセミの声は朝から晩まで五月蝿いですけど、風情を感じさせる「ヒグラシ」の声は横浜ではなかなか聞けないです。
それから、朝っぱらから「シャンシャンシャン・・・」と五月蝿いクマゼミですが、西日本メインに分布しているので、これも横浜ではあまり聞かないです。
(愛媛にいると、早朝から鳴き声で起こされる)

なんだかセミの話ばかり書いてますが、実はワタクシは「セミが怖い」というmixiコミュに入っているくらいセミは苦手です。

さて、我が家に来たホームステイの話ですが、いよいよ対面となりました。

彼らはその日の朝まで富士山麓でキャンプを行っていて、お昼のうちに移動、午後から初日のワークショップ開始というハードスケジュールをこなしていたのです。
ワークショップが終わって、受講生たちが解散した後、更に打ち合わせ等が終了して対面となったのは午後8時半を過ぎていました。

娘は一時間ほど前はワークショップを終え、今年も楽しいショーが作れそうだと言って出てきました。やがて会場のロビーにホストファミリーが呼ばれ、次いで翌日の打ち合わせを終えたキャストたちが出てきます。総勢45人ほど、このメンバーが20数家庭のホストファミリー宅に分かれて滞在します。

事務局の方がホストファミリーと滞在するキャストの名前を次々と読み上げていきます。今回日本人キャストは男性1人、女性4人だったのですが、我が家に来るのは男の子と決まっており、日本人の彼の名前は別のご家庭で呼ばれてしまいました。これで日本人は来ないことが確定したのです。

読み上げもかなり後半に入った頃、我が家の名前が呼ばれ、次に「クリス!ジョシュ!」とキャストの名前が呼ばれると、背の高い白人青年と大柄の黒人青年がやってきました。そして、
「Papa, Mama!」
というと手を大きく広げてハグしてきたのです。

私たち夫婦は、ホストパパとホストママになります。そしてハグするのは、欧米では当たり前の挨拶お作法だったのでした。
日本人同士ではめったにハグはしませんので、最初はちょっと慣れなかったです(笑)

彼らの大きな荷物を車に積み込み、さっそく夕食に。翌日の朝9時には会場入りしなくてはいけないので、時間との戦い?!です。
時間がないのと、初対面で彼らの食の好みが分からないこともあり、最初は外食と決めていました。
サイゼリヤバーミヤンくら寿司のどれがいい?と聞いたところ(もちろんアヤシイ英語で)なんと寿司がいいと言うのでいつものくら寿司です。

車内からおぼつかない英単語を並べてなんとかコミュニケーションを取ろうと夫婦でがんばりました肝心の娘はというと、せっかく英語教室に行き、英検5級も持っているのにニコニコしながら黙ったままです。

日本はもう3度目というクリスは、回転寿司をレーンから取るのも慣れたものでした。ジョシュもマグロやサーモンをせっせと取り、箸の使い方も慣れています。
でも、お茶よりはジュースが欲しいと言い、更にクリスはNYチーズケーキを、ジョシュは小豆がキライだと言うのに宇治金時を頼んで餡を丸のみにしていました。
そしておあいそを取りに来たバイト君から寿司屋の帽子を取って自分の頭に乗せ、記念撮影していました(笑)

家に戻ると10時半を過ぎていたので娘は明日に備えて直ぐに風呂に入って就寝、彼らはというと、やはりシャワーは明日の朝浴びると言います。寝室は2階の和室に布団を敷いて純日本風に泊まってもらいますさっそく彼らも荷を解き始めました。

そして、大量の洗濯物を頼まれました(これも事務局から事前連絡あり)。
実は前泊地のキャンプでは、ホストファミリー宅ではなく宿泊施設に泊まっているのでその間の洗濯物が全部貯まっているのです!3日分、舞台衣装も含みます。それが二人分
彼らから出された20キロ近くあるんじゃないかと思われる洗濯物を見ながら、全ては明日に回そうと決めたのでありました。