ホームステイドタバタ滞在記 その6

そしてホームステイ最終日、10時には集合して解散、キャストたちは次のワークショップ会場へ向かう日です。

朝9時には出発すると決めたのですが、やはり彼らは昨夜も夜遅くまで起きていました。
ギリギリまで寝てからシャワーを浴び、荷造りも全てしなくてはなりません。別れの朝はゆっくり朝食…なんてことには結局ならず、ジョシュの朝ごはんは車内でマフィンでした。

お別れに先立ち、私たちからは手書きのカードを用意したのですが、クリスもジョシュもカードをおいてくれました。文章で書いてもらうと私もある程度理解できるのですが、やはり自然な速さの英語を聞き取って、自分の言葉を英語にして返すのは難しいなぁ…慣れることがとにかく大切なんだなと思ったのでした。
集合場所への道も空いていて、予定より少し早く着きました。キャストが次々と集まって荷物をトラックに積んで行きます。もう既に次のワークショップのために打ち合わせを開始しているメンバーもいます。
その一方で、ホストファミリーとキャストの最後の別れの時間を噛みしめている人々もいました。
クリスもジョシュも何度もハグしてくれたのですが、出会った時には慣れてないし気恥ずかしく思ったのに、別れる時には自然とできました。

キャストが全員揃って記念撮影。やがてみんな出発して行きました。

「もうこれで会うこともないんでしょうね」
と、ホストファミリーをしていた別の家庭のおばあちゃんがボソリとつぶやきました。
彼らがまた来年のジャパンツアーに来るとは限らないので、まさに「一期一会」でしょう。

始まる前に身構えていたホストファミリーでしたが、終わってみればとても密度が濃く、日常の中の非日常でとてもいい経験をさせてもらったと思います。この夏休みいちばんの思い出でしょうか。

そして気が抜けてしまったものの、午後から仕事に出向いたのですが、事務所に着いたら睡魔が襲ってきてミンティアを噛みまくりながら書類を作っていました。

夕方家に着いた時にはアヤシイ英単語も口から出てこなくなり、その後は宮ヶ瀬ダム・相模湖旅行、娘の塾夏期講習と続き、それも昨日でテストが終わって今日から夏休み最後のイベントである愛媛にやってきました。
娘が今回飛行機に乗るのを妙に怖がってしまったのは、クリスたちが出発してしまった日の夜にJAL123便事故の特番を私が真剣に見ていたせいでしょう…無事について良かった。