As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

術後14年検診

愛媛の話、もうひとつあるのですが先に検診のことを書いてしまいましょう。先週の火曜にこちらに戻ってきたのですが、羽田に着いたら寒くてビックリでした。そして翌日から小学校は授業が始まり、私は木曜にクリニックに検診に行ってきました。

クリニックに着くと患者さんだけではなく乳がん検診に来た方で待合室はごった返していました。マンモの技師さんが見える日はいつもこんな感じです。
手術月の8月は節目の検診なので、年に一度のマンモグラフィーと胸部レントゲンを撮りました。でもそこから診察室に呼ばれるまでが長かった…検診の方も一人ずつ呼ばれてエコー検査を受けますので時間がかかったみたいです。このクリニックでの待ち時間としては最長だったかもしれません。待合室にマッサージチェアがあるのでずっと背中をゴリゴリほぐしていました。そしてずーっと落ち着かなかったですよ…

昨年のマンモで、しこりを疑わせるような画像が出て、でも触診とエコーはセーフだったので、とりあえず経過観察になっていたのです。
乳腺が密に写っている可能性が高いが、今年のマンモでそれが大きくなっていたら何かがある可能性が否定できない…と。

そしてようやく診察室に呼ばれてすぐに体重計に乗せられたのですが、もう何キロでもどうでもよくなっていました。

先生は「肺は問題なし、そしてマンモも大丈夫だわ」
とさらっとおっしゃいました

「え?去年何か写ったじゃないですか?それは大丈夫なんですか?」
と聞いたら、昨年の画像と見比べてほとんど変わっていない、むしろ乳腺は薄くなったみたいで、やはり昨年は乳腺が重なって見えたようだと判明しました。昨年と今年では技師さんも違う方と思われます。

「大丈夫なんですね?!1年間ずーっとドキドキしてましたから」
大丈夫だと思いつつ、1年間のどに小骨がひっかかったような感じで過ごしていたので、これで完全に脱力しました。
経過観察をしてると、そういうことってたびたびありますよね。ドキドキにはなかなか慣れないものです。

その後はエコーになりましたが、先生は娘が何年生になったか聞いてこられて、4年生ですと言った辺りから中学受験談義が始まりました。
娘はこの夏も夏期講習に通い、受験してもいい(というか花子とアンの修和女学校みたいな学校に行きたい)と言い出したのでその話をしたら先生が乗ってきて、東京なら国立の中学校がいいんじゃないかとか、東洋英和(修和女学校のモデル)はどれくらい難しいかとか、横浜の御三家はどこか、フェリス?白百合?等と聞いてこられて、御三家はとてもじゃないけど難しいですよーと答えているうちに先生はエコーのプローブを動かして、異常なしで終わりました。
「これからは中学受験の話が楽しみねえ」と先生がおっしゃるので、
「そんな…診察のたびに顔がひきつっていきますよ」と答えたのですが、親が元気でいなくては受験のサポートもできないのだからこれからもよろしくお願いしますと先生によくお願いをしました。

ま、そんなこと言っても「花子とアン」はあと1ヶ月で終わってしまうので、終わったら受験する気がなくなるかもしれませんね(笑)

ちなみに私は「幼稚園以外は私立に通ったことはない」ので、教育費については親孝行できた方だと勝手に思っています。