As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

思い出のマーニー

実はこの夏見た唯一の作品です。

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心を閉ざした少女杏奈は、ぜんそくの療養を目的に親戚が生活している海沿いの村にやって来た。そんなある日、彼女の前に誰もいない屋敷の青い窓に閉じ込められた、きれいなブロンドの少女マーニーが姿を見せる。その出会い以来、杏奈の身の回りでは立て続けに奇妙な出来事が起きるようになるが、それは二人だけの秘密だった。
借りぐらしのアリエッティ』などの米林宏昌が監督を務め、ジョーン・G・ロビンソンの児童文学を映画化したファンタジーアニメ。北海道を舞台に、苦悩を抱えて生きる12歳の少女杏奈と彼女同様深い悲しみを心に宿すミステリアスな少女マーニーとの出会いを描写する。『ジョーカーゲーム』などの高月彩良と『リトル・マエストラ』などの有村架純が声優を担当。主人公たちの目線で捉えた物語に心打たれる。

ジブリって言われれば、とりあえず見に行っておくか、となります。
今回は「アリエッティ」の監督の作品でしたが、なるほど似たようなテイストの作品でした。
ネット上では「百合」じゃないのかと騒がれたりもする女の子同士の友情を描いた話ですが、この年代の女の子ってホントに不安定なんですよね…養母が国から養育支援金をもらっていたことが、主人公が心を閉ざしてしまったきっかけなんですが、大人が冷静に?!考えると実子だって児童手当とか出るし、微々たる支援金欲しさに里子を育てるなんてことあるわけないじゃんと思うんだけど、突き詰めて思い込んでしまって、その世界に入り込んじゃうようなお年頃なんですよね。で、ホントに好きな子にしか心を開けなくてね…女性ならその頃の心情を思い出すかもしれません。

さて、我が家ではこの話を最初に娘が友達と見に行ったのです(ついに夏休み定番のポケモンは見ないと言い出した…だからといって妖怪ウォッチに乗り換えるワケではないらしい)
そしてどうだった?って聞いたら、決定的なネタバレ(マーニーの正体について)をしてきたのですよ陣内智則のネタ「映画の予告編」で女の子が「犯人は毛利小五郎」って言っちゃうシーンを思い出しましたけど、そんなもんだから、劇場には行ったもののテンション上がらないままの鑑賞になってしまったんですよね