As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

今年のピアノ演奏会

帝国ホテル。英語ではImperial Hotel
明治時代に鹿鳴館の隣に建てられたという、今でも我が国を代表する格式高いホテルです。
その帝国ホテルのインペリアル・ラウンジでアフタヌーンティをいただくというのが、今年のピアノ演奏会の打ち上げでした

私が下手の横好きで毎年出ているピアノの演奏会(女子大に通っていた時のサークルのOG会。ちなみに音楽専攻の人は誰もいなくて、メンバーはナゼか「リケジョ」が多いです。私もなんちゃってリケジョではあるのですが。数学も物理も化学もまっっっっったくダメですけど)は、これまで毎年原宿にある小さなサロンホールで開催されていたのですが、今年は雰囲気を変えて日比谷にある小さなホールでの開催でした。そして、これまでのピアノはベーゼンドルファーだったのですが、今年はスタインウェイのフルコンサート規格のグランドピアノになりました。

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大体毎年6月ごろから「今年の1曲」の選定に入るのですが、私はもう毎年のように「昔譜読みをしたことがある曲の焼き直し」をしておりまして、今年のソロはブラームスから選び、連弾はハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」のワルツになりました。
で、相変わらず練習は難航しまして(本番までに何度かレッスンをしていただいたのですが、もう課題山積で果てしなく遠い感じでした・・・本番までに全てをクリアできなかったのは今でも悔やまれるところです)、あっという間に本番1ヶ月前を切ってしまい、その頃になるとハンドベルの秋の練習も始まり、訪問演奏のための練習も入り、もちろんどちらも気を抜くことはできずほとんど自爆状態に陥っていましたもちろん平日のバイトはそのままありましたし、さらに運動会もあったし、それ以外の休日には私立中学の文化祭の偵察?!に行き、代休にはドラえもんミュージアムにも行き・・・という中で夜中にヘッドホンをつけてクラビノーバに向かっていました。本番の前日にもベルの練習があってそ知らぬ顔で振ってから家に帰ってそっちの楽譜を放り投げてピアノの楽譜を広げていたのです。
いったいパート主婦が何をやっているんだ?という感じではありますが、すべては「打ち上げの帝国ホテルでアフタヌーンティーを味わうため」でした。

そして本番がどうだったかというと・・・自己採点は60点くらいですが、昨年同様に「レッスンをしてもらったから上達のあとが見られるね」と夫が言ったのでまぁ良かったかなと思います。1年に1度同窓会のように再会しているメンバーがみんなこの日のために練習に打ち込んできました。音楽のプロではないですが、今でも趣味として打ち込み、その成果を出す機会があること、何より名器といわれるピアノに触れることができること・・・これからも大切にしたいと思います。
常日頃娘に対して「ちゃんと練習しなさい」とばかり言っていますが、たまには親の私がやる姿勢を見せないとしめしが付かない、ってのもありますが、本番が終わって私は見事に全ての楽譜を放り出し、以降一度も見てはおりません。しばらくは娘の発表会に向けてのフォローに回りますよ・・・(って自分がやらない言い訳なだけですが)
それから、練習のために腕を酷使?!する点についても術後10年過ぎてからは術側の腕はやはり疲れやすいですが、普段違和感を感じることはほとんどなくなったのでいきつけの接骨院でお世話になりながら練習しております。

しかし・・・演奏会のこと書いただけでいっぱいになってしまったので、帝国ホテルのアフタヌーンティのことは次の記事に書きましょう。

そうそう、連弾の「仮面舞踏会」ですが、浅田真央ちゃんが2008-09シーズンのFS、2009-2010のSPに選んだ曲です。以下に貼った動画は、この曲の演技で最高得点を出したのではないかと思われる、2009年国別対抗戦のFSです。オーケストラの演奏ですが、私はこのFSをイメージしながら曲を作ったように思います。