舞妓はレディ
雨が降ったらとにかく寒い・・・明日はもっと寒そうです。
舞妓さんって、ドラマや映画の素材としてはありがちだと思います。京都の花街という一般にはちょっと敷居の高い場所で、京言葉に舞いや太鼓など日本の伝統を今に伝えるのはAKBと同じ世代の女の子で、アイドルとしての才能も求められます。そして、普通の女の子が舞妓さんとしてデビューするまでには置屋の旧時代的なしきたりの中、家事の手伝い、姐さんたちのお世話、お師匠さんたちから厳しい稽古をつけられる等、スポコン的な要素も揃っているのです。
この作品のヒロイン、春子は演じる上白石萌音ちゃん本人がほとんど無名の新人で、設定上も「津軽弁と鹿児島弁の完全なるミックス」なので、舞妓さんの要素もゼロという「ずぶの素人」状態から成長していくという、いわば「ダブル成長物語」として楽しめました。
そして、あのミュージカル「マイ・フェア・レディ」へのオマージュ。
長谷川博己さん演じる言語学の教授が舞妓さんとして通用するように京言葉を教えるのですが、何より「和製ミュージカル」として多彩なメンバーがソロを歌い上げるオリジナルナンバーがいくつも登場します。私の頭の中では「舞妓はレディ」のテーマが今でもグルグル回っています。
主役の周りを固めるのは、周防監督のパートナーであり彼の作品には欠かせない草刈民代さん(バレリーナだった彼女は今回芸妓さんを見事に演じます)や田畑智子さん、富司純子さん、竹中直人さんといった個性的なメンバーです。秋晴れの爽やかさのような余韻が漂う作品ですので、見るのはお天気が良い時が合うなぁと思います。
さて、映画の感想なんですが、この秋は見たい作品がことさら多く?!見た作品がレビューを書く前にどんどん溜まってきてしまってます。ので、あっという間に見てから時間が経ってしまうのですが、そろそろ書かないとダメですね。
周防監督の作品は新作ができるまでになかなか時間がかかると思っていましたが、前作の「終の信託」から2年での新たな作品公開となりました。
今回はシリアス路線ではなくて「シコ踏んじゃった」や「Shall We Dance?」のような周防コメディーワールド全開の作品です。舞妓さんって、ドラマや映画の素材としてはありがちだと思います。京都の花街という一般にはちょっと敷居の高い場所で、京言葉に舞いや太鼓など日本の伝統を今に伝えるのはAKBと同じ世代の女の子で、アイドルとしての才能も求められます。そして、普通の女の子が舞妓さんとしてデビューするまでには置屋の旧時代的なしきたりの中、家事の手伝い、姐さんたちのお世話、お師匠さんたちから厳しい稽古をつけられる等、スポコン的な要素も揃っているのです。
この作品のヒロイン、春子は演じる上白石萌音ちゃん本人がほとんど無名の新人で、設定上も「津軽弁と鹿児島弁の完全なるミックス」なので、舞妓さんの要素もゼロという「ずぶの素人」状態から成長していくという、いわば「ダブル成長物語」として楽しめました。
そして、あのミュージカル「マイ・フェア・レディ」へのオマージュ。
長谷川博己さん演じる言語学の教授が舞妓さんとして通用するように京言葉を教えるのですが、何より「和製ミュージカル」として多彩なメンバーがソロを歌い上げるオリジナルナンバーがいくつも登場します。私の頭の中では「舞妓はレディ」のテーマが今でもグルグル回っています。
主役の周りを固めるのは、周防監督のパートナーであり彼の作品には欠かせない草刈民代さん(バレリーナだった彼女は今回芸妓さんを見事に演じます)や田畑智子さん、富司純子さん、竹中直人さんといった個性的なメンバーです。秋晴れの爽やかさのような余韻が漂う作品ですので、見るのはお天気が良い時が合うなぁと思います。