ビストロ風牛肉の赤ワイン煮

今年度のベターホーム「週末のゆったりごはん」も半分が終わりました。
今月のメインは、残暑も過ぎ去り秋本番になった頃に食べたくなる「牛肉の赤ワイン煮」です。ビストロでは定番のメニューだと思います。

牛肉はたっぷりと塊肉を使い、香味野菜とハーブ、固形スープ、トマトペースト、ワインを加えて時間をかけて煮ていきます。途中で煮汁を濾し、今度は具材となる野菜を加えて煮るのです。休日にコトコト煮たいものですが、平日でも夕方5時から作り始めればなんとか間に合うでしょう。ちなみに「ビーフシチューとの違い」について聞いてみたところ、「ビーフシチューにはデミグラスソースを加えたが赤ワイン煮には加えない(だからブールマニエという小麦粉とバターを練ったものを加えてとろみを付ける）」とのことでした。

副菜のサラダは「紫キャベツとクレソン」で色鮮やかにできました。クレソンは肉料理の付け合わせによく使われますね。そしてデザートは焼きりんごこの時期にしか出回らない昔懐かしい紅玉を使いました。シナモンシュガーが溶けて甘酸っぱいりんごと合います。

牛肉の塊はスーパーではなかなか手に入らないからビーフシチュー用のすね肉で美味しくできますと先生は言っていましたが、今度コストコに行った時に塊肉をゲットして(国産牛の塊はコストコでもかなりのお値段になってしまうので、たぶんUSビーフになると思いますが…）作ってみようかなと思わせる一品でした。