蜩ノ記
映画のレビュー、次はこちらです。
割りと最近TSUTAYAで「博士の愛した数式」を借りて見たばかりだったので、この作品も同じ監督さんが撮ったと知って「だから同じような空気なんだなぁ」と思ったのでした。
割りと最近TSUTAYAで「博士の愛した数式」を借りて見たばかりだったので、この作品も同じ監督さんが撮ったと知って「だから同じような空気なんだなぁ」と思ったのでした。
淡々と、しかし張り詰めた空気の中物語が進んでいきました。夏の夕暮れには蜩の声が響き渡り、冬には「しん」という音が聞こえてきそうなほど、澄みきった空気をスクリーンに感じました。
ストーリーだけに注目してみると、主人公が切腹となった理由は不条理だし、農民の一揆に関わる流れもなんだかこじつけてるし、そもそも監視役がやって来た理由もそんなんでいいのか?と思ってしまったけど、それ以上に「凛とした生き方」と「家族のあり方」が美しいなぁと思えました。あと、寺島しのぶさん演じる尼さんは殿様の側室だった頃の妖艶な面影も感じられてキレイでしたね。
岡田准一さんが普通に歩いているのを見て、なんだか違和感を感じてしまったのは、官兵衛のせいなのでしょうか?
ストーリーだけに注目してみると、主人公が切腹となった理由は不条理だし、農民の一揆に関わる流れもなんだかこじつけてるし、そもそも監視役がやって来た理由もそんなんでいいのか?と思ってしまったけど、それ以上に「凛とした生き方」と「家族のあり方」が美しいなぁと思えました。あと、寺島しのぶさん演じる尼さんは殿様の側室だった頃の妖艶な面影も感じられてキレイでしたね。
岡田准一さんが普通に歩いているのを見て、なんだか違和感を感じてしまったのは、官兵衛のせいなのでしょうか?