ふしぎな岬の物語
しかし、審査員特別賞を取った作品という割には、Yahoo映画のレビューがアレレ?という感じだったので、いったいこれはどうしたんだろうと思っていたのです。なので、一抹の不安も感じつつ、でもグランプリ受賞作なのだと思いつつ、おそらく劇場に来るお客さんの年齢層は高いだろうなぁと予想しつつシネコンに行きました。
…やはり、というか。
私も見終わった時の率直な感想は、Yahoo映画のレビューと同じでした。
なんだかとにかくブツブツしちゃって、流れがつながらないのです。
ひとつひとつのエピソードが浅すぎるというか、ぜんぜん心に入ってこなかったのです。阿部寛さん扮する主人公の甥っ子もただアブナイ男というだけで…終盤になってから吉永小百合さんが説明するセリフがあったのですが、個人的には取って付けたような感じでした。フシギな能力を持った女の子とか、オヤジバンドの登場なんかもね・・・
この作品は、シネマイレージカードのポイントが貯まったのでそれで見たのですが、実費払ってたら「納得いかなーい」って感じになっちゃったと思います。サユリストの方々ごめんなさい。映画を見た人の中にはほっこりした雰囲気に癒されたって人もいるはずなので。