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グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札

もう11月になってしまいました。

家の玄関を出たところの歩道に落ち葉が日々降り積もります。隣のマンション前の道路は毎日清掃担当の方がいるのかいつもきれいにしてあるので、我が家の前だけ落ち葉だらけはイヤだから、これからしばらくは落ち葉との格闘になります。

さて、こちらの作品も見てから時間が経ってしまいました。

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グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札 
監督:オリヴィエ・ダアン 主演:二コール・キッドマン

女優を引退しモナコ大公レーニエ3世ティム・ロス)と結婚した公妃グレース(ニコール・キッドマン)は、アルフレッド・ヒッチコック監督からの新作オファーに心が揺れていた。そんな折、夫の推し進めていた政策が当時のフランス大統領シャルル・ド・ゴールを激怒させ、武力衝突に発展する可能性もある危機に直面。彼女はスクリーン復帰か、家族そして国家のために全てをささげるかの選択に直面し……。
ハリウッド女優からモナコ公妃となったグレース・ケリーの華やかなシンデレラストーリーの裏に隠された激動の半生に迫る伝記ドラマ。夫のモナコ大公レーニエ3世と、当時のフランス大統領シャルル・ド・ゴールとの間に起きた国家的危機に立ち向かっていく姿を描く。『エディット・ピアフ愛の讃歌~』などのオリヴィエ・ダアンがメガホンを取り、主演は人気女優ニコール・キッドマン。『ロブ・ロイ/ロマンに生きた男』などのティム・ロス、『フロスト×ニクソン』などのフランク・ランジェラらが共演。

アメリカで生まれ育ちハリウッドで活躍していたグレース・ケリーモナコ公国のレーニエ大公に嫁いだという、世界中を魅了したロイヤルウェディングは、ちょうど日本が天皇陛下美智子さまのご成婚で沸いていた頃と重なります。そして日本のロイヤルファミリーについては、それこそ山のような報道がありましたが、グレース・ケリーが大公妃となってからどのような人生を歩んだのか、というとあまり分かりません(彼女の死因が車を運転中に脳梗塞を起こしての事故死、ということは知っています)。

この映画が始まる前に「事実に基づいたフィクション」という字幕が出ました。
そのフィクションというのがグレース妃がヒッチコックと連絡を取っていたことなのか、ハリウッド復帰計画の件だったのか、それともフランスとの関係悪化であの世紀のスピーチをしたことだったのか…それがイマイチ良く分からなかったのです。もう少し詳しく知ってから見た方がもっと楽しめたかな?
でも、ニコール・キッドマンってもう若くはないと思うのですが(^_^;)、グレース妃の気品のある美しさが出ていました。そして、日本に限らず王室に嫁ぐっていうのは本当に大変なことなんですね。