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「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

猿の惑星 新世紀(ライジング)

この秋は見たい作品が目白押し。バイトの無い日は映画館にばかり行ってる感じです。

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猿の惑星:新世紀ライジング)監督:マット・リーヴス  主演:アンディ・サーキス

自らが生み出したウイルスによって、人類の90パーセントが死滅した2020年代の地球。サンフランシスコでは、かろうじて生存している人類と驚異的な遺伝子進化を遂げた猿たちのコミュニティーがゴールデンゲートブリッジを挟んで存在していた。人類のコミュニティーでは、衰退を食い止めるためにも、猿たちと対話すべきだとする者、再び人類が地球を支配するべきだとする者たちが、それぞれの考えに従って動き出す。一方、猿たちを率いるシーザー(アンディ・サーキス)は、人類と接触しようとせずに文明を構築していた。
名作SF『猿の惑星』の前日譚(たん)『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』の続編。ウイルスによって滅亡状態に陥った人類と、遺伝子の進化を経て知能や言語を得た猿たちとの対峙(たいじ)が思わぬ事態を引き起こしていく。前作に引き続き、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのアンディ・サーキスモーションキャプチャーを駆使し、猿のリーダーとなるシーザーを熱演。その脇を『ホワイトハウス・ダウン』などのジェイソン・クラークや『裏切りのサーカス』などのゲイリー・オールドマンが固める。人類が衰退した世界の衝撃的なビジュアルに言葉を失う。


前作「猿の惑星 創世記」は新聞屋さんからもらったチケットで見たのですが、これが予想を超えて面白かったので、今回も楽しみにしていました。そして、この秋に見た作品の中ではかなりのヒットだと思います。

今回は森で暮らす猿の群れがたくさん出てきますが、モーション・キャプチャーとCGによる映像が見事です。人間に育てられ、人間のことを信じたい群れのリーダー、シーザーと人間に対して憎しみしか持てないコバ、争わないと決めたのに、些細な食い違いから全面対決になってしまった猿と人間…その対決への段階が実に巧妙に描かれています。 

前作もスゴいフラグが立ったまま終わったのですが、この作品も次作への含みを凄く感じさせたので、ちょっと期待したいと思います。

この作品の公開に先立ち、前作「創世記」がテレビ放映されましたが、そのラストのフラグがテレビではカットされていたそうです。隣家に住むパイロットが、空港に着いてから致死性の高い猿インフルを発症した…というラストシーンが、エボラを連想させてしまうのでカットされたといわれています。空港の水際作戦だけで食い止めるのはかなり難しいのではないかと思うのですが…