As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

きちんとしたおでんを作る

この週末はセンター試験、なんだかすごく難しくなったらしいです。関東では大雪にならなくて良かったです。

さて、今月のベターホーム「週末のゆったりごはん」のメインは「おでん(関東風)」でした。

おでんの具は、大根、卵、昆布、こんにゃく、ちくわ、さつま揚げ、油揚げの巾着、はんぺん、そしてゆでダコこれらの具を丁寧に下処理して煮ていきます。
大根は面取りして米の磨ぎ汁で下茹でしてから、タコには竹串を刺して、こんにゃくには格子の切れ目を入れてから昆布と鰹で出汁を取り、薄口醤油とみりんで味付けした煮汁に入れるのです。
練り物以外の具を50分煮てから油抜きした練り物を入れます。巾着も市販の餅巾ではなくない油揚げを開いて野菜と餅を入れてかんぴょうで結んだものを手作りです。丁寧に出汁を取り、汁がにごらないようにコトコトと煮たおでんは小料理屋さんで出されるような上品な味わいになっていました。

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おでんには白米のご飯はなんとなく合わないものですが、今回は3種類のひとくちおにぎりを合わせました。「ごま」「梅おかか」「みそ」の3種類です。みそのおにぎりは焼いて香ばしくなりました。

今回は持ち帰り用の「ゆず茶」も仕込みました。仕込んだといっても、刻んだゆずの皮と絞り汁を砂糖と混ぜただけなのです。滅菌したビンに入れれば冷蔵庫で1ヶ月くらいもちます。
優しい味わいの柚子茶ができあがりましたが、予想を遥かに超える量の砂糖が入っていました

しかし、できあがったおでんを食べながら
「これは確かに美味しいけど、家だとなかなかこんな風には作らないね。だって、おでん用の練り物セットに必ず『おでん用スープ』が入っているからそれを使うことになるから」
という結論に達したのでした。

ちなみに、おでんはその土地によって具も出汁も様々ですが、我が家では関東メインの「ちくわぶ」も関西メインの「牛筋」も両方入っています。そして「愛媛のおでん味噌」も欠かせません。