As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

サウンド・オブ・ミュージック

これはまたなんて古典的な映画を・・・と思われるかもしれませんが、実はこれまで最初から通してきちんと見たことがなかったのです。

TOHOシネマズでは「午前10時の映画祭」で往年の名作を見ることができるのですが、冬休みにこの作品をやっていたので、せっかくだからスクリーンで見ようということになりました。ちょうど娘が音楽の授業でサウンド・オブ・ミュージックに出てくる歌をいくつか習ったけど、肝心のストーリーを知らないと言っていてタイミングが合ったんですよね。

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ロジャース&ハマースタイン・コンビの大ヒットしたブロードウェイ・ミュージカルの映画化。1938年のオーストリア、院長の命により厳格なトラップ家へ家庭教師としてやって来た修道女マリア。彼女の温かい人柄と音楽を用いた教育法で、七人の子供たちはマリアの事が好きになるが、父親であるトラップ大佐とマリアの衝突は絶え間なかった。だが、次第に大佐に惹かれている事に気づき悩むマリア。やがて大佐の再婚話が持ち上がり彼女は傷心のまま修道院に戻るのだが……。

私も恥ずかしながらストーリーについてはいい加減な記憶しかなく、確か修道女が家庭教師になって、その家の子供たちが合唱団を作るんだっけ・・・?ぐらいにしか覚えていませんでした。トラップ大佐が厳格で、再婚話が持ち上がって、でも自分が大佐を好きになっていると気づいて修道院に戻ったけど、やっぱり気持ちに素直になって再婚して・・・戦争のためにオーストリアからスイスに脱出する、というストーリーでしたね。ミュージカルの初演から半世紀以上過ぎているのですが、時代を超えて語り継がれる作品というのは、年月が過ぎても古くささを感じさせず、輝きを失わないものだなぁと感じました。そしてやはり歌の存在感はダントツで「エーデルワイス」や「ドレミの歌」はこの作品のナンバーだということは知っていたけど、いざ曲が流れてくると鳥肌が立つような感じがしました。

だけど、この映画を見るまで「そうだ、京都行こう」のJRのCMに出てくる曲が「私のお気に入り」であったということを知らなかったのでした・・・
あと、物語の舞台はオーストリアなのに、なぜみんな英語でしゃべっているんだろう?(実在のトラップ一家がオーストリアから脱出したあとアメリカに移り住んでいることや、アメリカで作られたミュージカルであることから、登場人物は英語を使っているのでしょう)とヘンなツッコミだけは入れてしまったのでした。