As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

アニー

1月に見た作品は洋画ばかり、これは珍しいことです。

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ANNIE/アニー  監督:ウィル・グラック

現代のニューヨーク。アニー(クヮヴェンジャネ・ウォレス)は4歳のときに姿を消した両親に、いつの日か会えるときが来ることを夢見て、両親と別れたレストランに足しげく通っていた。ある日、アニーはIT長者でニューヨーク市長の有力候補とされるスタックス(ジェイミー・フォックス)に出会う。選挙スタッフに提案されてアニーを引き取ったスタックス。そんな中、アニーの両親に関わる知らせが届き……。
ミュージカル「アニー」を、『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたクヮヴェンジャネ・ウォレス主演で映画化。舞台を現代のニューヨークに移し、いつか両親に再会できる日を信じてけなげに生きる少女の姿を追う。共演は、ジェイミー・フォックスキャメロン・ディアスら。『ステイ・フレンズ』などのウィル・グラックがメガホンを取る。製作を務めるウィル・スミスとJAY Zがプロデュースした「トゥモロー」のほか映画オリジナルの楽曲も加わり、魅力的なキャストによるパフォーマンスに期待が持てる。

日本でもロングランヒットミュージカルの「アニー」ですが、これも「サウンド・オブ・ミュージック」に続き、あろうことか詳細をよく分かっていませんでした。
孤児アニーの物語である、ということと「TOMORROW」の歌ぐらいしか知っていなかったのです・・・orz
でもそのせいだったのか、今回の映画化について、オリジナルとはだいぶ設定が変わっていたのにも関わらず、違和感を感じずに楽しむことができました。そもそも主役のアニーがオリジナルは白人の少女ですが、この映画では黒人なのです。そして現代のニューヨークで、ITによるハイテク技術に囲まれた舞台だったのですが、オリジナルになじんでいなかったせいか「ここが違う」とツッコミを入れたりせずに物語に入っていけたのです。
とにかくアニーを演じたクヮヴェンジャネ・ウォレスちゃんの歌唱力に圧倒されました。そして意地悪な里親を熱演したキャメロン・ディアスさんはニューヨークのスラム街に住んでいるとは思えない華がありました。設定は違っていても、劇中の歌はオリジナルと同じように伸び伸びと響いていました。ミュージカルは明るい気分になれるからいいなあと改めて思ったのです。

そして、平井堅さんには申し訳ないのですが、エンディングはなぜ日本版だけ平井堅さんなのでしょうか?オリジナルのままってワケにはいかなかったんでしょうね。