キッザニアふたたび

先日アイスクリームBen & Jerry'sのことを書きましたが、その後でメインの目的であるキッザニアに行ったのでした。

１年ほど前に英語教室のメンバーで、全てのプログラムを英語で行う企画に参加しているのですが、その時の職業はあらかじめ決まっていたので、今回は日本語でいいから自分の好きな職業をやりたい、ということになったのです。

オフシーズンの土曜第二部（午後４時～９時）だったことから、比較的スムーズにパビリオンを回れました。

漫画家体験（produced by 集英社）

実際に漫画を描く、というものだが時間の制約がもちろんあるので、途中まで仕上がっているいくつかの漫画から好きなものを選び、登場人物に目を入れたりセリフを入れる、スクリーントーンを貼る（実際の漫画家さんが使うものではなくシール状になっている簡便なもの）といった内容だったそうです。実質的な作業時間は10分程度でしたが、出来上がったページは冊子にしてもらいました。もっともっと体験するには回数をこなしたいところです。

動物病院

獣医師（検診業務、手術業務）動物看護師（入院管理）の中から選びます。

ホンモノの動物は・・・さすがにいませんが、よくできたロボットの動物を検診しました。手術中の動物は、かなりリアルにできています。

パン屋さん（produced by DONQ)

やはり食べ物系のパビリオンは人気が高いので、私たちも入場してすぐにまずこちらを予約してから、漫画家と動物病院を回りました（キッザニアでは予約できるのは1箇所のみで、その時間までは予約無しで入れるパビリオンを回らなくてはいけません）クロワッサンの成型は大変なんじゃないかなと思ったのですが（私はベターホームのパン教室で、クロワッサンがいかに大変かを身をもって分かっているので・・・）さすがプロの職人さんに教わったらしく、それほど苦労せずにできたそうです。

が、しかし時間の関係なのか、自分が成型したパンを焼いて後でそれを取りに来るのではなく、あらかじめ焼いてあった別のパンを持ち帰りました。自分で作ったものを食べたかったら、ピザーラかモスバーガーの方がいいかも。

ちなみにこの日の夕飯は、このパンとデリコーナーで買ったおかずでした。

ビューテーコンサルタント(produced by SHISEIDO)

女子には一番人気のパビリオンです。店員さんになってお客さんにサービスするか、お客さんになってスキンケア、メイク、ネイルのいずれかのサービスを受けるか選べます。今回は店員さんになりました。資生堂の制服が可愛らしいのです。

そしてただ化粧をする、というのではなく、接客の極意？！についてもお姉さんが教えてくれるのだとか。こういうところで学んだ姿勢が脳裏に残っていて、いざ社会人になった時によみがえってくるといいんですけどね。

裁判官

キッザニア内には「裁判所」があり、原告、被告、原告の代理人、被告の弁護士、裁判官（裁判長含む）はくじ引きで決めて体験できるそうです。また、昨今の「裁判員制度」に基づいて自らの意見を発表する場もありました。私が「リーガルハイ」を見ていたときに裁判長が「静粛に」とやっているのをみて、1度その席に座ってみたかったと言ってた娘は、その役ができて楽しそうでした。なお、今回裁かれた事件は殺人などではなく、架空の「お菓子を勝手に食べてしまった事件」でしたが、裁判員となってそれぞれの意見を発表したら、最初と最後で判決がひっくり返ってしまい、それもまた裁判員制度ならではの事象と思われます。

新聞記者(produced by 朝日新聞)

キッザニア内の指定された施設を取材して記事にまとめる、という一連の流れに沿ったものでした。本人が一番苦労したのは、最後のPC入力がローマ字ではなくて「かな入力」になっていたことでした。今も私はほぼブラインドタッチでローマ字入力をしていますが、これをかな入力でやれといわれたら、何時間かかってもできないかもしれない・・・子供だからかな入力の方がやりやすいのではないかと思われたのでしょうが、最近は小学生のうちからPCはローマ字入力、というケースも多いかと思われます（特にPCを大人と共有している場合はなおさら）

こうして稼いだキッザニア内通貨「キッゾ」は、三越でせっせと使いました（笑）

私たちは2009年にキッザニアに初めて行ったのですが、その時には体験できなかった職業が、成長とともに体験できるようになっていました。次に来るのはいつになるのか分かりませんが、個人的に来るお子さんはほとんど小学生までと見受けられるので、ちゃんと来られるかなぁ・・・まだキッゾが預金してあるのです

でも、調べてみると高学年や中学生向けの企画デーもあるようなので、もう少し楽しめるのかな？と思います。