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4度目のアドベンチャーワールド! その1

さて、今回またも南紀白浜に来てしまった理由はただひとつ。

アドベンチャーワールドでパンダを見るため

1ヶ月前に上野動物園でもう何度目か分からなくなっていますが、リーリーとシンシンを見てきたばかりなんですが…
それに、昨年秋のUSJの時でさえ、娘のリクエストで神戸の王子動物園のパンダ(タンタン)を見に行ったのですが…



昨年12月にアドベンチャーワールドでは、またもふたごの赤ちゃんパンダが誕生しました。今度はメスのふたごです。
ワタクシは「日本で飼育されているパンダは全て見ている」ことをモットーとしているので、機会があればぜひこのふたごちゃんを見に行きたいと思っていたのですが、そのチャンスは意外に早くやってきました。

春休み真っ只中のアドベンは平日なのに混んでいました。これまでで一番の混雑だったかもしれません。園内の桜も満開でとても気持ちよく過ごせましたが、やはり海が近いせいか夕方になると風が冷たく感じられました。

さて、園内に入って直行したのが「パンダラブ」。
こちらには、今回生まれたふたごの赤ちゃんの姉、兄にあたる子パンダたちが暮らしています。

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お兄ちゃんの海浜(カイヒン)
今年の夏で5歳になるので、人間で言えば中学生くらいの少年です。
この海浜を初めて見たのは、1歳4ヶ月の子パンダのときです。次は3歳になっていたのですが、双子の妹の陽浜とずっと一緒にいた海浜は、5歳近くになって陽浜とは別々に暮らすようになっていました。


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海浜の双子の妹、陽浜(ヨウヒン)です。
パンダは大人になると、単独で生活する動物なのでそれまで一緒にプロレスごっこをしていた海浜とは別々に暮らしています。
子パンダのときから知っているだけに、随分大きくなりました。
きっと近いうちにお嫁入りのために中国に呼び戻されてしまうでしょう。


大人になって繁殖するには中国の成都パンダ基地へ移動しなければならないので、アドベンチャーワールドの子パンダたちは、中国へ帰ってしまいます(既に8頭が戻っている)。まるで「かぐや姫」が月へ召還されてしまうようですね。
この日の陽浜は、パンダラブの屋内展示場にいましたが、ガラス越しでなく見えるために、竹を食べる音がパキパキと響いていました。

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2012年夏に生まれた優浜(ユウヒン)です。
前回の訪問時は、1歳でひとり立ちしたばかりでした。
あの頃はまだミルクも飲んでいましたが、今ではすっかり成長しました。きっとかわいい女の子に育つことでしょう。



そしていよいよやってきました。ブリーディングセンターです。

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2014年12月2日生まれのメスのふたごの赤ちゃん、
桜浜(オウヒン)桃浜(トウヒン)です。
ちょっと前からヨチヨチ歩き始めました。この写真で歩いているのが桃浜です。
(桜浜はずーっと寝ていました)
このサイズの赤ちゃんパンダを見るのは、アドベン初訪問の2008年以来でしょうか?もう本当に「動くぬいぐるみ」みたいに可愛かったですよ連れて帰ってしまいたい・・・

赤ちゃんパンダたちは身体への負担もあるので、お母さんともども閉園時刻より早い15時にはバックヤードへ戻ります。15時になると展示室に飼育員さんが入ってきて抱き上げて連れていってしまうのです。

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こんな感じで「バイバーイ」と出ていってしまいます
ああ、ちょっと待ってちょっと待って(飼育係の)お兄さん
(ラッスンゴレライじゃないよ)

そして屋外展示場には、子パンダたちの両親がいました。

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お母さんパンダの良浜(ラウヒン)。7頭を出産しています。
さくらパンダの写真にしてみました。

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そして、ビッグダディ永明(エイメイ)
本家もビックリの子どもたちの数です。
人間でいえば還暦をとっくに過ぎ、もう70歳近いのですが、自然交配ができる貴重なオスなのです。
(前回のアドベン訪問時にも「上野のリーリーは永明に弟子入りした方がいい」と書いたのですが・・・)スゴい家系図です。
永明は亡き先妻(梅梅)との間に6頭の子どもをもうけ、先妻の連れ子(良浜)が後妻となってさらに7頭の子どもをもうけているわけです。それ以外にも人工授精で中国のパンダを出産させているらしいですが。

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そういうワケで、7頭のパンダを堪能したのですが、
もちろんアドベンチャーワールドの魅力はパンダだけではないので、続きはまた書きますね。