エイプリルフールズ

今日も暑かったですね…１ヶ月前はまだ冬のコートを着ている日もあったのに・・・

さて、この作品も見てからだいぶ時間が経ってしまいました。

エイプリルフールズ　監督：石川淳一　主演：戸田恵梨香、松坂桃李

人に対して恐怖心を抱いてしまう清掃員のあゆみ（戸田恵梨香）は、一晩だけ関係を結んだ外科医の亘（松坂桃李）に対して、身ごもっていると打ち明ける。ところが亘は、エイプリルフールだからとあゆみの言葉に耳を貸さなかった。居ても立ってもいられなくなったあゆみは、亘がいるイタリアンレストランに向かう。一方の亘は、きれいなキャビンアテンダントの麗子（菜々緒）とランチを楽しんでいて……。

大ヒットとなったテレビドラマ「リーガルハイ」シリーズの製作陣と豪華キャスト陣が集結した群像コメディー。うそをつくことが冗談で済まされるエイプリルフールを舞台に、人々が軽い気持ちで放った小さなうそが大きな騒動を引き起こしていく。監督と脚本は「リーガルハイ」などの石川淳一と古沢良太。戸田恵梨香、松坂桃李、岡田将生、小池栄子、古田新太、里見浩太朗らが出演。個性的なキャラクターにふんした彼らの怪演に加え、二転三転する先読み不可能な展開にも引き込まれる。

わざわざ劇場で見た理由はもちろん、松坂桃季くんが出ているからです！

しかも今回は「セックス依存性の外科医」(それも嘘なのか？！）というどうしようもないクズ男を演じているのです。

ストーリーは「エイプリルフール」に同時多発的に様々な出来事が起こり、そこに関わる人々がゆるーく繋がっていたという感じです。だから登場人物の人数はやたらと多いし、作品自体にメッセージ性があるというよりは、エイプリルフールを舞台にいろいろバカな事が起こるけど楽しんじゃいましょ、いったところでしょうか(その中にはちょっとホロッとくるものもあるのですが）。あの「リーガルハイ」シリーズの製作陣と豪華キャスト陣が集結して作った作品なので、肩の荷を降ろして何も考えずに映画を見ることを楽しむのにはうってつけの作品だと思います。まあそこまでしなくてもいいか、と思うのならDVD化されるまで待つので十分です。個人的にいちばん面白かったのは、松坂桃季くん出演シーンではなく中学生たちがたくさん出てくるところ（また中学生群像か）で、宇宙からの迎えが来ると信じて呪文を唱え続けていたのに日付が変わってしまって「だまされた」と分かった瞬間巨大な宇宙船が降りてきた・・・ところでThe Endとなったのがすごく笑えました。

その他に、この映画で重要なアイテムとなるのが「芋けんぴ」です。見てからしばらくの間、スーパーのお菓子売り場で芋けんぴを探す日が続きましたから（笑）