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韓国家庭料理の会

ベターホームの料理教室ですが、4月で「週末のゆったりごはん」が終わってしまったのでまた新しいコースを取ろうとした結果、およそ10年以上ぶりに「シェフにならう」コースを受けることにしました。

今回選んだのは「韓国家庭料理の会」
講師は、韓国料理研究家で高円寺で韓国料理教室を開いている金理順(キム・リスン)先生です。(ベターホームでも長年「韓国家庭料理の会」の講師をされています)

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第1回目に作ったのは「豚肉の味噌焼き」。韓国語では「メッチョッ」といいます。

韓国料理なら牛肉の焼き肉ではないのか?と思うのですが、これは昔は宮廷料理として食べられていたそうです。
トンカツ用の豚ロースは、まず「すりおろしたリンゴ」に漬けます。こうすることで固い肉も柔らかくなります。焼き肉のタレにもすりおろしリンゴを入れることがありますね。

その後味噌、ごま油、ニンニクをベースとする調味料に漬けてから調味料ごと焼きます。焼き肉のようにレタス等の野菜で巻いていただきます。

それから「オイナムル(きゅうりのナムル)」
きゅうりのキムチであるオイキムチなら知っていますが、ナムルは初めて聞きました。
韓国では野菜の数だけナムルがあります。そして日本のように「きゅうりは生食」するだけではありません。
このナムルも塩をして水気を絞ったきゅうりに味付けをした後サッと炒めます。水分が飛んで色鮮やかになるのです。

三品目は「じゃこと木の実の炒めもの」
ちりめんじゃこ、ししとう、アーモンドやくるみ等のナッツ(市販のミックスナッツでもできそう)を粗みじんにしたものを炒めます。最後にオリゴ糖を絡めて甘口に仕上げた常備菜で、韓国のデパ地下ではお馴染みのお総菜です。

日本でもきんぴらや切り干し大根、ひじき等の常備菜を作りおきしますが、韓国ではもっと種類に富んでいるそうで、韓国ドラマを見ていると、冷蔵庫から次々に常備菜のタッパーを出して食事の用意ができていくのが分かるそうです(笑)

韓国料理というと、どうしても「焼肉屋のメニュー」か「チゲ鍋」くらいしか思いつかなかったのですが、これからどんな料理が紹介されるのか楽しみです。
今の日本と韓国は政治的にうまくいってるとは言えないですよね。でも料理を通して韓国を理解する、いい機会になると思います。