食の軍師
その漫画を初めて見たのは、数年前になります。
ドラマ版で本郷を演じるのは津田寛治さん。これまで名脇役として多くのドラマに彩りを添えてきた俳優さんですが、今回初の主演となりました。対する力石は宮崎あおいさんの元夫の高岡奏輔さんです。
この二人が原作とマッチしていて、ドラマも漫画同様にバカバカしくて面白かったです。深夜ドラマなので毎回余計な「ちょいエロパート」が出てくるのですが、許容範囲でした。特命係長ほどガッツリエロじゃなかったです。
食の対決なのに「天皇の料理番」と比べるとイマイチ美味しそうに見えないところも深夜ドラマっぽくて良かったです。そして本郷と力石は実際に食べながらの収録なのに、本郷の脳内の孔明先生だけは、どこかの採石場(を戦場に見立てている)でロケさせられていてその対比も可笑しかったです。
さて、毎週見ているとドラマに出てきた料理を食べてみたくなるんですよね。オンエア中に、とんかつ、崎陽軒のシウマイ弁当、すき焼きは食べてしまいました。おでんは夏が過ぎてから「大根三形の陣」で食べることにします(笑)
でも、このドラマはことごとく本郷が負けるのです。つまり、毎回毎回本郷の頭の中の孔明先生が「退却~!」とか言うワケです。
毎回負けている孔明なんてイヤだ…
それに、孔明はやっぱり金城武が演じるのがいいな(笑)
ちなみに、この「食の軍師」を夫に手渡した教え子は、今は「H大学獣医学部」でハムテル君よろしく「動物のお医者さん」を目指しているそうです。
「おでん」と「諸葛孔明」に何の関係があるんだよ・・・
「食の軍師」 つまり「蜀」=「食」ということらしいのです。
食事に並々ならぬこだわりを持つ主人公・本郷播が、脳裏に潜む「軍師」の助言に従いながら、さまざまな飲食店を食べ歩いて食の美学を追い求める姿が描かれているのです。そして、本郷が出没する飲食店にはなぜか必ずパーカーを着た力石馨という青年がいて、実に洗練された食べ方をするのですが、本郷は力石を一方的にライバル視して「食の陣立て」の戦いを一人で勝手に挑んでいるわけです。その本郷の脳裏でアドバイスを送る「軍師」が諸葛孔明になってしまっているという、バカバカしくも男のロマンあふれる"ウザい食バトル"が繰り広げられる、という話です。
男同士の食バトルなので、いかにも女子会向けなお店での「戦」はなかったのですが、おでん、とんかつ、蕎麦屋、焼肉・・・などなどよく入るジャンルのお店も多かったです。あっという間に全部読み終わってしまったのですが、
「おかし~、バカバカしい~」というだけの感想しか残りませんでした(笑)
ところが、この春にこの漫画がまさかの連続ドラマ化されたのです。
しかも「TOKYO MX」でのオンエア!当然地域限定でしか見られないので、地方向けには「動画サイト GYAO!」配信という、なんともまぁ(笑)
へー、これは見てやろうということでまずは動画サイトで見始めたところ、夫も娘もバカバカしいと言いながらも一緒に見てしまいました。
この二人が原作とマッチしていて、ドラマも漫画同様にバカバカしくて面白かったです。深夜ドラマなので毎回余計な「ちょいエロパート」が出てくるのですが、許容範囲でした。特命係長ほどガッツリエロじゃなかったです。
食の対決なのに「天皇の料理番」と比べるとイマイチ美味しそうに見えないところも深夜ドラマっぽくて良かったです。そして本郷と力石は実際に食べながらの収録なのに、本郷の脳内の孔明先生だけは、どこかの採石場(を戦場に見立てている)でロケさせられていてその対比も可笑しかったです。
さて、毎週見ているとドラマに出てきた料理を食べてみたくなるんですよね。オンエア中に、とんかつ、崎陽軒のシウマイ弁当、すき焼きは食べてしまいました。おでんは夏が過ぎてから「大根三形の陣」で食べることにします(笑)
でも、このドラマはことごとく本郷が負けるのです。つまり、毎回毎回本郷の頭の中の孔明先生が「退却~!」とか言うワケです。
毎回負けている孔明なんてイヤだ…
それに、孔明はやっぱり金城武が演じるのがいいな(笑)
ちなみに、この「食の軍師」を夫に手渡した教え子は、今は「H大学獣医学部」でハムテル君よろしく「動物のお医者さん」を目指しているそうです。