As You Like It     ~気が向くままに~

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愛媛のお茶処 新宮村

ようやく東京の「真夏日」がとぎれました。お盆明けは日の入りも早くなり、夏が終わりに向かっているなぁと思えます。

さて、愛媛の話を飛ばして筑波のことから先に書いてしまったので、愛媛のことを…
今回の夏休みの帰省は、夫の末弟夫妻に女の子が6月に産まれたので会いに行くというのがいちばんの目的でした。
義父母にとっては11年前に娘が産まれて以来、3人目の孫誕生になります。娘も新しいいとこに会えると楽しみにしていました。
新しく産まれた姪っ子は娘が赤ちゃんだった時に良く似ていました。やはり血縁関係があるからでしょうか。抱っこもさせてもらいましたが、首がすわっていない赤ちゃんを抱くのは10年ぶりだったから、ちょっと抱きかたを忘れてました(^_^;)

そして義弟夫妻に会った翌日、松山の友人と会う約束をしていました。
彼女にはこれまでも今治大三島など、愛媛の見所をいろいろ案内してもらって感謝でいっぱいなのですが、今回もこれまで行ったことのない場所に連れて行っていただきました。
それが、愛媛のお茶処、新宮村です(今は、四国中央市新宮町になります)。

15年前の夏、松山の病院に入院していた時に、夫の親友のT君が、愛媛でも知る人ぞ知る美味しい抹茶のお菓子だと言って、抹茶の大福を持ってきてくれたことがありました。その味を忘れられずにいたのですが、その後に彼女からもその大福を送っていただいたことがあったのです。
新宮村の「霧の森大福」と言われるその大福は、愛媛と高知の県境にある山あいで売っていて、松山市内でも出張店舗1軒でしか手に入らず、しかも抽選で当たった人しか買えないという稀少性の高いお菓子でした。

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松山道を高松方面に向かい、西条、新居浜と過ぎて高知道に入って、県境近くのインターで降りると新宮です。
すぐそばに川が流れているので猛暑の夏でも涼しい風が吹いていました(反対に冬は雪深くなります)。

インターを出てすぐのところに「霧の森」がありました。
まずは大福が買えるかどうかチェック。幸いにも売り切れていませんでした。あの大福です。抹茶の香りと餡と生クリームの甘さが絶妙に組み合わさっていて、本当に美味しいんですよ♪

霧の森には他にもお茶のお店やレストラン、お茶のスイーツのカフェ、小さな資料館等がありました。
日本でお茶の産地と言えばまずは静岡、ついで九州(鹿児島の知覧や福岡の八女)が有名です。関東だと狭山や足柄(原発事故でセシウムが検出された…)も馴染みがありますが、四国でいちばんお茶の栽培が盛んなのがこちらの新宮村なのです。
ちなみに京都の宇治茶も有名ですが、こちらはブランド力はありますが、生産量は静岡や九州には遠く及びません。

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大福とお茶を買った後、カフェに入ってスイーツを頼みました。
もちろんお茶もオーダーしました。かりがね茶は茶器に贅沢に入っていて、何度も淹れて味わいました。茶柱が立つのを見るのも久しぶりでした。柔らかい味わいのお茶になっていました。

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抹茶のかき氷やフォンダンショコラの中に濃厚な抹茶の入ったケーキもいただきました。娘は定番の抹茶ソフトやロールケーキを食べていました。お店を出た後、少しでしたが川に入りました。水着を持って来なかったのが残念だったよ…

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愛媛といえばみかんと一六タルトと蒲鉾のイメージが強いですけど、お茶も美味しいのです。ホントにいつもありがとう。楽しかったです