As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

心臓の検査

沖縄と九州は台風が心配ですが、関東は今のところ曇っているくらいです。
そして、一気に気温が下がって凌ぎやすくなったのはいいのですが、こういうときに一気に疲れが出てくるので注意したいところです。

さて、先週2ヶ月に1度通院している喘息外来があったのですが、
5月から断続的に受けていた検査の結果をまとめて聞く日でもあったのでした。

それが「心臓の検査」です。
喘息があると呼吸機能が弱いので息切れしやすく、例えば話をしながら階段を上がっていると一人息が切れてきたり、ランニングマシーンで走っているとあっという間に心拍数が上がって機械を止めてもなかなか下がらなかったりします。昔からそうだったので気にしないでいたのですが、喘息の主治医の先生が「いい機会だから心機能の検査をしてみましょう」と言い始めました。

喘息患者の動悸や息切れは全て喘息のせいだと思っていると、実は心疾患が原因のことがあってそれになかなか気がつかないのだそうです。だから呼吸機能の低下が喘息によるものか心疾患によるものか鑑別は重要だそうです。私が心電図を取ったのはそれこそ就職前の健康診断と乳がんの手術前だけなので、40歳過ぎたことだし、ここで1度やっておきましょう、となりました。

まずやったのが「ホルター心電図検査」
これは携帯用の小さな心電図計を24時間取り付けて記録するのです。合わせて血圧計も付けて30分ごとに血圧を測定していきます。心電図計はテープで身体に止められていてあまり気にならないのですが、血圧測定の度に腕がグーっと締め付けられます。しかも安静にしているときに測定すると普段血圧を測ると出る値と変わらないですが、何か動作している時にいきなり測定が始まるととんでもない値になります。夜中は1時間ごとに測定しましたが、寝ている間も血圧計の入ったウエストポーチをつけたままで定期的に作動するのです。はっきり言ってほとんど寝られませんでしたそしてその夜はお風呂には入れませんでした

心電図計と血圧計を付けて24時間後にもう一度病院へ行き、血圧計を外したら「負荷心電図」を取ります。検査室にランニングマシーンがあり、心電図計を付けたままマシンで運動するのです。だんだん負荷をかけていき、最後はかなり大きな負荷をかけます。心拍数が限界となったところで素早く横になって、安静状態の波形になるまで心電図を取り続けました。
やはり心電図の波形も落ち着くまでに健康な人より時間がかかるようでした

更にそれから10日くらい後に心臓のエコー検査がありました。これはただ検査室で横になってエコーを取るだけで終了しました。

こうして、これらの検査のデータが出揃ったので喘息外来の後に循環器科の診察を受けてドクターのコメントをいただくことになりました。

先生は「何で診察を受けるの?」みたいな表情で、
「検査の結果は全てNormalです。特にSuper Normalです」
とおっしゃり、循環器科の診察は30秒くらいで終了しました
とりあえず心機能には問題なく、私の呼吸機能が低いのは気管支の慢性的な炎症のせいだとこれでハッキリ分かりました。これからも、内臓脂肪値が上がらないように食べ物には気を付けます。