As You Like It     ~気が向くままに~

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術後15年検診

夜になると鈴虫の声が聞こえてきて、すっかり季節が移ってしまった感じがします。
さて、横浜市の多くの小学校で夏休みが終わって授業が再開された27日に、乳腺外科の検診に行ってきました。
毎年8月の検診は「節目検診」ということで、マンモグラフィーと胸部X線が通常のエコーと採血に追加されます。
予約時間ちょうどにクリニックに着くとまもなく呼ばれてレントゲン室に入りました。
今年のマンモグラフィーの技師さんは、私は初めてお会いした方のように思うのですが「どうしても痛かったら言ってくださいね」とおっしゃっていましたがほとんど痛みも感じずにマンモグラフィーが終わりました(診察室で聞いたところ、クリニックでレントゲンを担当している女性技師さんの中でもいちばんのベテランで認定資格も持っている方だったそうです)。
レントゲン撮影後は診察まで1時間くらい待ちましたが、マンモの撮影日は患者だけではなく検診でいらっしゃる方も多いので、それも毎度のことです。

診察室に呼ばれると、まずは胸部X線写真が出ていました。
喘息外来の病院で受けた一連の心臓検査の結果も話したのですが「もし心臓が肥大していたらこんなレントゲンにはならないから。心臓が小さい人の典型的なレントゲン写真です」ということで終わりました。
それから、マンモグラフィーの写真が出てきましたが、一昨年の検診で引っかかっているからそれ以来ドキドキなのですが、無事に終わりました。やはりベテランの技師さんだったから乳腺組織を潰すのも上手だったのでしょうか
マンモで異常なしと言われると、その後のエコーもかなり気持ちが楽になります。

「15年経ちましたね。これまで本当に長かったですね」
「そのうちに、病気をしてからの人生の方が長くなるかもしれませんね」

「54歳まで生きればそうなりますよ」

と思わず答えてしまいました。「でもその前に、まずは娘が中学生になるまでは生きてなくてはならないですけど」
それから先生は、最近の小学生が時事問題など世間の常識として知っておいた方がいい知識をあまり知らないのではないか?とか、そういうことは学校や塾で習わないから知らなくてもいい、ということではないでしょうといった教育についての話をされながらエコー検査が終わりました。
採血の結果は後日また聞くことにして、15年を過ぎても定期検診はこれまでどおり4ヶ月に1度受けることになります。
そういえば、診察中には数年ぶりに松山の病院の執刀医の話題が出てきましたね。
「専門が呼吸器外科医なのに慣れない乳がん手術を懸命に執刀したのですから・・・」と。

クリニックのスタッフの方からも「15年、おめでとうございます」と言っていただけて、節目検診というのは少々感慨にふけるものだと思ったのでした。

というわけで、診察後は「今日くらいよいであろう」と勝手に判断し、銀座の老舗とんかつ屋さんへ。
(「食の軍師」でとんかつ屋を見て以来、美味しいとんかつを見つけたら食べたくなる・・・)

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「銀座梅林」さんの「梅林定食(エビフライ、メンチカツ)」です。
ヒレやロースカツの定食は、2000円を超えるので、ちょっと手を出せませんでした。そして、見た目はまさしくロースカツ定食なのに、1000円しかしない「カツライス」もあって、多くのサラリーマンが注文していたのですが、きっとこの「カツライス」は廉価版のメニューなのだろう、たびたび来るのであれば手ごろな値段のカツライスでいいけど、あまり来ないのだから奮発したい、でも2000円超はちょっと・・・というところで1800円の梅林定食にしましたが、あんな大きなエビフライ、しばらくお目にかかっていませんでしたよ。