円覚寺の紅葉
都内の紅葉ももうそろそろ終わりとなるこの時期、北鎌倉に紅葉を見に行ってきました
国宝の「舎利殿」です。
普段は非公開なので、門の向こうに見えるだけです。
あじさいや紅葉の時期には大変混みあうのですが、我が家から鎌倉までは電車で数駅しかないので、思いついたら行けるのです。
北条時宗といえば、蒙古襲来の時に鎌倉幕府の執権を務めたことで知られていますが、今回北鎌倉に行った理由として、娘が塾で日本史の授業が始まっているのですが、まあとにかく「右から左へ抜けていく」状態で(特に、鎌倉~室町時代にかけては、地味な時代だからイヤだとほとんど興味ナシ)、これでは困るから、その前に行った「朝比奈切通し」に続く「フィールドワーク第二弾」と称して出かけたというわけです。
総門の前の紅葉
国宝の「舎利殿」です。
普段は非公開なので、門の向こうに見えるだけです。
仏日庵(ぶつにちあん)
円覚寺よりも古いお寺ですが、現存している建物で創建当時のものはほとんど残ってなく、江戸時代に建てられたものが多いのです。
「けんちん汁」の発祥はここ建長寺だといわれています。
けんちん汁と豚汁はどう違うのか?と考えたことがあるかもしれませんが、
豚汁はその名の通り豚肉と野菜が入った味噌ベースの汁物で、けんちん汁は元来「精進料理」であるので、肉類は入らず(豆腐は入るが)、具材をごま油で炒めたあと出汁を加えて煮込み、醤油ベースで味付けしています。
そして建長寺といえば、明治時代に設立された修行僧学校が、現在の鎌倉学園の前身となっています。鎌倉学園は、キリスト教系の学校が多い神奈川県の私立学校の中では数少ない?!仏教系の学校で、男子校です。そしてサザンオールスターズの桑田佳祐さんの母校としても知られています。
お寺を2つ見て回ったらすっかり風が冷たくなっていたので、NHK杯でユヅル君が滑る前に家に着くように慌てて帰りました。