As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

パディントン

週末は一気に気温が上がって暑いくらい、そして大雨に強風
・・・なんだか気温差のことばかり書いてますよね。

さて、2016年最初のスクリーンはこちらです。
まだまだ劇場が「スターウォーズ」で盛り上がる中、その波に乗れない娘と一緒に行ってきました。

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主演:ヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンスニコール・キッドマン

ある日、大都会ロンドンのパディントン駅に、真っ赤な帽子がトレードマークの小さなクマが降り立つ。南米ペルーの奥深いジャングルから長旅の末ようやくイギリスまでたどり着いた彼は、右も左もわからない状態だった。思い切って丁重な態度で通行人に語りかけるものの、言葉を話すクマに反応してくれる人はおらず……。
長年世界中で愛されている、マイケル・ボンドの児童文学「くまのパディントン」を実写映画化。見知らぬ国にやって来たクマが親切な家族と出会い、パディントンと名付けられて新しい冒険に乗り出す姿を映す。『ハリー・ポッター』シリーズなどのプロデューサー、デヴィッド・ハイマンが製作を手掛け、『追憶と、踊りながら』などのベン・ウィショーパディントンの声を担当。キュートな主人公の活躍が老若男女の心をわしづかみにする。

私は実は原作の「くまのパディントン」を読んだことがありません。
(もちろん名前だけは知っていました。昨年「さがみ湖プレジャーフォレスト」に行った時に公式キャラクターがパディントンだと分かったときも「それ何?」とは思いませんでしたから・・・)
でも原作を知らなくても・・・いや、原作を知らないから映画オリジナルと原作の違いにモヤモヤせずに楽しめたと思います。アニメ化ではなく実写化ということでどんな映像になるかとドキドキしたけれど、いたって自然な感じに仕上がっていました。
とにかくパディントンが可愛らしくて小さな英国紳士なので見ているだけで癒されます。慣れないロンドンでの生活でブラウンさん一家を大騒動に巻き込んでいくのですが、もう応援したくなっちゃいます。そして劇場版オリジナルの悪役キャラクターミリセントの悪の手が伸び、物語はクライマックスとなります。ここで話の伏線がキレイに回収されてしまうのも見事です。終わった時には心が温かくなります。

私は洋画を見るときはだいたい「字幕版」を選ぶのですが、今回は敢えて「吹き替え版」を選びました。だって、パディントン役が松坂桃李くんだったからです
ブラウン夫人は斉藤由貴さん。洋画の吹き替えで声を聞くのは初めてでしたが、かわいらしいお母さん役でした。だってブラウンさんの声が古田新太さんでしたからね。