As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

いよ翁

横浜市の学校は5日から新学期が始まりました。
娘は6年生になりました。早いもので、卒業まで1年を切ったのです。

さて、今回の帰省は2泊3日と短くて私たちだけでの外出はしない予定だったのですが、夫の親友のT君が昨年夏に産まれたかわいいお嬢ちゃんと奥さまを連れて遊びに来てくださり、そのままお昼を食べに行くことになったのです。

市街には出ずに田園風景の中をしばらく走り、さらに細い道に入ったところで突然一軒家が現れました。
それが、愛媛でもっとも美味しいお蕎麦屋さんと言われている「いよ翁」です。

2013年にNHKの「プロフェッショナル」で取り上げられたそば打ち職人の高橋邦弘さんのお弟子さんが2010年に開いたお店です。基本はお昼にしか営業していません。売り切れ次第閉まってしまうので、開店に合わせて行くことをオススメします。

お店の中は明るく開放的で木の香りが漂っています。
私たちはお座敷に通され、女性は「お昼のおきまり」を男性は「通のおきまり」をオーダーしました。

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「お昼のおきまり」は最初に前菜が出てきました。
くみ上げ湯葉、山芋の甘酢漬け、焼き味噌、卵焼き、きんぴら、大根のそぼろ煮といった京のおばんざいを思わせるメニューです。

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そして、メインのざるそばです。
もう本当に「シンプル・イズ・ザ・ベスト」としか言えないような、お蕎麦ってこうなのねと改めて感じさせられる蕎麦でした。これは食べてみないと分からないですよ。

食後にはなめらかな杏仁豆腐が出てきました。女性には大満足でしょう。ちなみに「通のおきまり」はくみ上げ湯葉とざるそば2枚でした。

「いよ翁」の店主の師匠、高橋邦弘さんのお店は広島にあるのですが、お弟子さんが開いているお店は全国にあります。東京、横浜にもありますので今度行ってみたいと思います。

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お蕎麦の後で「この近くに『パンメゾン』があるから行ってみよう」と車を走らせるとすぐに着きました。今回は諦めていたあの『塩パン』のパンメゾンです。娘のテンションも俄然上がりました。相変わらずお店は賑わっていましたが、今回は幻といわれる『塩メロンパン』が焼き上がったところに出くわしたので、地元の方もなかなか手に入れられない塩メロンパンまでゲットできました。
いつも本当にありがとうございます。

T君ご一家と別れた後は姪っ子が遊びに来たり満開の桜を見に行ったりして日曜日の夕方の便で帰りました。ごった返した空港まで見送りに来てくれたNちゃん、ありがとう。来年卒業式が終わるまで帰れないと思いますが、次回はゆっくり会おうね。

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