As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

ちはやふる 上の句・下の句

5月も今日で終わりだ・・・と思っていたら猫ひろしさんのリオ五輪出場が正式決定したとYahoo!ニュースに出ていました。
おお、4年越しの努力が実ってついに五輪切符をつかんだのですね!
国籍変更を経てのオリンピック挑戦に未だ賛否両論ですが、決まったからには頑張って欲しいです。

というワケで、春休みから持ち越しになったままの映画レビューいきます。
最初は私一人で行こうかと思っていたのですが、娘も広瀬すずちゃんをぜひ見たいというので一緒に行きました。
上の句、下の句、両方とも1度に書いちゃいます。

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ちはやふる -上の句- 監督:小泉徳宏 主演:広瀬すず野村周平、真剣佑

同級生の千早(広瀬すず)、太一(野村周平)、新(真剣佑)は、いつも仲良く競技かるたを楽しんでいた。小学校卒業を機に彼らはバラバラになってしまうものの、千早は単独で競技かるたの腕を磨く。高校に進学した千早は再会を果たした太一と一緒に競技かるた部を立ち上げ、この世界に導いてくれた新を思いながら全国大会を目標とする。
海街diary』などの広瀬すずを主演に迎え、末次由紀のコミックを実写化した青春ドラマ。競技かるたをテーマに、主人公と仲間たちのひたむきな情熱や夢を描く。『男子高校生の日常』『日々ロック』などの野村周平と、アクションスター千葉真一の息子である真剣佑がヒロインの幼なじみを好演。人気俳優たちの共演による、きらめく青春の日々に胸がときめく。

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ちはやふる -下の句- 監督:小泉徳宏 出演:松岡茉優上白石萌音

高校で再会した幼なじみの太一(野村周平)と一緒に競技かるた部を作った千早(広瀬すず)は、創部1年にして東京都大会優勝を果たす。自分をかるたに導いてくれた新(真剣佑)に優勝報告をした際、新の衝撃的な告白に動揺する千早だったが、全国大会のために仲間たちと練習に打ちこむ。そんな折、千早は同い年で日本一となった若宮詩暢(松岡茉優)のことを知り……。
競技かるたを題材にした末次由紀の人気コミックを、『海街diary』などの広瀬すず主演で実写映画化した『ちはやふる』2部作の後編。競技かるたに情熱を注ぎ全国大会を目指す高校生たちの物語を、前作同様『タイヨウのうた』などの小泉徳宏監督が描く。ヒロインの幼なじみを野村周平と真剣佑が演じるほか、上白石萌音矢本悠馬森永悠希清水尋也らが共演。クイーンとしてヒロインの前に立ちはだかるライバルに松岡茉優がふんし、広瀬と真っ向勝負を繰り広げる。

キャスティングが、千早役の広瀬すずちゃんと奏役の上白石萌音ちゃんはともかくとして。

太一役の野村周平くんに、
「つい最近まで臨床検査技師じゃなかったっけ?」(フラジャイル)

クイーン役の松岡茉優さんに、
「つい最近まで産婦人科医じゃなかったっけ?」(コウノドリ

あとは「肉まんくんはもっと肉まんっぽくなきゃあ」とか、

「宮内先生はもっと貫禄があった方がいいかな」とか、

國村隼さんの原田先生は、原作の医師よりも映画オリジナル設定の神主さんの方がはまり役」などと思っていたのですが、

「ヒョロくんが原作そのまんまのヒョロくんだった!」
というのがいちばんの衝撃でした(笑)

さて、原作の漫画の長さを考えると、前編後編に分けたとは言え、かなり詰め込みすぎな消化不良な作品になってしまうのでは?と予想していたのですが「高1編」に絞っていたせいか、きちんと見ごたえある作品になっていました。
競技かるたの技術向上に関する部分はもちろんのこと、部活ドラマの中核をなすチームワークや友情、そして恋心…
こんな高校時代を送りたかった!と思わせる作品になっていましたね~続編制作が決定したとのことで、新しいキャラにも期待したいと思います。

そして、大会のシーンの撮影には多くの競技かるた部員の方々の協力があったようです。赤いTシャツの北央学園チームには、モデルとなった暁星高校の生徒たちも出たのでしょうか?エンドロールには、ワタクシがかつて1年弱所属していたあのかるた会の名前もありました。

そして娘には「私の血を引いているんだから、競技かるただけはやめておくように」と言いました(笑)