As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

ハマの老舗の鰻屋さん

もう毎日、舛添、舛添、舛添ばっかりー
っていい加減にしてくれと思っていたら、ようやく辞任。
今回の一件が表に出た時に「あの『龍宮城スパホテル三日月』でどうやったら一泊二食であれだけの大金を使えるんだろうか?」と真剣に疑問に思ってしまったのですが・・・
何はともあれ、都民の方々にとっては参院選都知事選と選挙が続きますね・・・

さて先日、娘が修学旅行に行ってきました。
行き先は関東の小学生の定番中の定番である日光。
戦場が原でハイキング、華厳の滝東照宮という昔から変わらないコースです。

というワケで、娘が宿泊行事でいない時には子供連れでは入れないような店で少しリッチなモノを食べる恒例の企画。
昨年、一昨年はフランス料理でしたが、今年は一転和食ということで「鰻」にしました。

横浜といえば中華街やフランス料理と思いますが、老舗の鰻屋さんだってあるのです。
今回伺ったのは、関内にある「わかな
創業は明治5年。同じ関内にある天ぷら屋さん「天吉」(サザンオールスターズ原由子さんの実家)さんと同じ年にできたお店です。
実は私にとってはこのお店はリベンジなのです。もう何年も前に1度入ったことがあるのですが、その時は鰻丼のお値段にビビって親子丼を頼んでしまったのですから。
だから迷わずに代表メニューの「鰻丼」2400円を頼みました。これが鰻重になると4000円を超えます。
15分以上は待ったでしょうか。最初に香の物と汁椀が出てきて、いよいよ鰻丼の登場です。

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ごはんの量があまりにも多くて食べきれなかったのが残念でしたが、やや固めの食感で鰻の味を消さないように絶妙な量のタレが絡めてありました。どうやら企業秘密のようです。そして鰻は江戸前風の蒲焼きで1度蒸してから焼き上げています。ふわりとした中にも香ばしさがあります。これが鰻屋さんの味なのですね。

実は愛媛に帰省すると、滞在中に地元の鰻屋さんの鰻重をご馳走になることが多いのですが、あちらは関西風の焼き方なので、蒸さずに開いた鰻をそのまま焼いています。脂が落ちていないからパリッとした食感になります。そしてタレはあらかじめごはんには混ぜられていません。
自宅で夏に鰻を食べるときは生協で頼んだ冷凍の蒲焼きを温めていますが、これは完全な自己流。
「わかな」で食べた鰻丼は久しぶりの江戸前うなぎで、関西風も美味しいけど江戸前だって負けてはいない!ことを改めて認識できる味わいでした。
でもうなぎは年々価格も上がり、手に入りにくくなるでしょう。単に食べたいだけでいいのだろうかと考えてしまうことがありますね。