As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

久しぶりの黒タマゴ

鰻丼を食べ終わったけどまだまだ日が高いし、そのまま帰宅はもったいない…
修学旅行の宿泊先は日光湯元温泉…だったら私たちも温泉に行こう。

と思い立って鰻屋さんを出たあとそのまま箱根に。
自宅近くのスーパー銭湯の温泉より、箱根まで行った方が「旅した感」がありますから(笑)
道も混んでいなかったので箱根湯本まで一時間で着いてしまい、そこから箱根駅伝5区コースを上に向かい、その道を途中で外れて仙石原方面に向かいました。

箱根ガラスの森やポーラ美術館などはもう閉館の時間にさしかかっていたのですが、夫が気になっていたこちらのお店には間に合いました。

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それが「箱根黒タマゴ館」
昨年から箱根の火山活動で、大涌谷の名物「黒タマゴ」も製造中止になっていましたが、今年の4月から製造、販売が再開されたのです。でも、大涌谷周辺は今でも入山規制で立ち寄れないので、少し離れた仙石原にお店ができました。

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久しぶりの黒タマゴ。
まあ、味はフツウのゆで玉子とあまり変わりませんが、ご利益ありそうな色をしています。

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その後、宮ノ下の富士屋ホテルのベーカリーでパンを買い(湯本の富士屋ホテルには行ったことがありますが、クラシックな本館にもいつか行ってみたいモノです)、さて温泉はどうしようかと。

ユネッサンは嫌だし(そもそも水着持ってないし)、湯本の天成園は何度か行ったし…
黒タマゴ館の店員さんが教えてくれた「てのゆ」に行くことにしました。
古くからの「箱根七湯」の1つ「底倉温泉」になるのですが、この辺りの温泉施設はほとんどが旅館やホテルの宿泊客用で、夕方には日帰り利用はできなくなってしまいます。「てのゆ」は貴重な日帰り専門の施設で、しかも露天風呂からの眺めが絶景。
日が落ちる頃まで露天でダラダラしていました。
ちなみに、お昼に食べた鰻丼のせいで全くお腹がすくことはなく、夕食は食べずに帰りました…

翌日予定通りの時間に娘は帰ってきましたが、夜には塾に行くはめになり、翌日の代休は「修学旅行で受けられなかった模擬試験の振替」になってしまい、娘と同じ塾のメンバーだけがロクに休めなかったと言うわけです。

そういえば私が自分自身の修学旅行で泊まった宿と今回娘が泊まった宿が同じだと言ったら、

「なんで小学校の修学旅行で泊まったホテルの名前を今でも覚えているのよ?」

と何人かにビックリされました(笑)

おそらくは、卒業式の時に6年生がやった「卒業の言葉」(全員にセリフが割り当てられて一人一人交代に言っていくやつ)で、私の前の人が

「ナントカカントカの、○○旅館」

と言ったあとに私が

「思い出がいっぱいの日光」

と言ったから記憶に残ったと思います。
ちなみに、華厳の滝東照宮もほとんど私の記憶からは抜けていて、覚えているのは夜中に客室のテレビで深夜番組を見ていたことと、宿に着いたら他のクラスの女子が広間に集められていて、それが
「初潮を迎えた子がいたのでクラスの女子皆でおめでとうと言うセレモニー」
だったと聞いて、その先生のクラスでなくてホントに良かったと思ったことだけです。
そのクラスの担任の男性教諭は「初潮は恥ずかしいことではなく、身体の成長の証」と言うことで高学年を受け持つとそのセレモニーをやっていましたが、今の時代にそんなことやったら緊急保護者会でも開かれそうです。そして客室のテレビは、修学旅行生が宿泊する場合には撤去されることになり、娘は深夜番組を見ることなく、おしゃべりだけでほぼ徹夜したのでした。