駒競べ―馬の晴れ姿
あっという間にオリンピックも終わってしまいました・・・
終わってみればロンドン五輪以上のメダルラッシュで、競泳に柔道にレスリング、男子体操団体金メダル(金メダルが決まった後はご本人たちに替わってリオに乗り込んでいたママ5人がテレビに登場)に内村選手の2連覇、シンクロの復活にバドミントン女子ダブルスの金メダル、愛ちゃんの涙に波田陽区ソックリの水谷選手、リレーはボルトに次ぐ銀メダル、錦織の銅メダルにカヌーで史上初の銅メダル等々熱戦の話題と感動が尽きませんでした
そしてオリンピックの最後を飾るのは男子マラソン
オリンピック全期間を通じて最も視聴率が高かったのがこの男子マラソンでしたが、実は3名の日本代表選手の名前は当日まで分かりませんでした。その代わりでもないのですが、我が家もご多分に漏れず、
猫ひろしをさがせ
と盛り上がっていました。
それなのに、日本代表3名がゴールしたところで中継が終わってしまったんですけどね…
(その後ようつべでゴールシーンを見ましたけど)
さて、こちらを見たのはまだ夏休みが始まったばかりのころだったのに、だいぶ過ぎてしまいました。
そもそもは、7月始め頃にネットでこの記事を見つけたのが始まりです。
円山応挙「張飛図」初公開 三の丸尚蔵館
毎日新聞 2016年7月4日 15時00分
皇室に伝わってきた美術工芸品などを所蔵する皇居・東御苑の宮内庁三の丸尚蔵館で9日から、円山応挙(1733~1795年)が三国志に登場する張飛(ちょうひ)を描いた「張飛図」が初公開される。馬に関する作品を集めた展覧会「駒競(くら)べ--馬の晴れ姿」に出品される。入館無料。
応挙は江戸時代中期に活躍した絵師で、代表作に国宝「雪松図屏風(ゆきまつずびょうぶ)」などがある。
三の丸尚蔵館には何回か伺ったことがあるのですが、今回は
「張飛が出る」
ことに惹かれました。
皇室に伝わる美術工芸品の中に三国志でお馴染みの豪傑張飛の作品があったというのも意外だったし、ましてはそれを描いたのが円山応挙とあっては…しかも初公開だというし。
円山応挙って、柳の下に立つ女の幽霊の絵でも有名で、足が無い日本の幽霊スタイルはこの人から始まったと聞いたことがあります。その絵師が張飛を描いたというのです。
孔明先生を描いたのならまだイメージが湧くのですが、張飛ですからねぇ…
というワケで喘息外来で通院した際に東京駅に回りました。
皇居東御苑は日本人よりも海外からの旅行客で賑わっていました。いかにもたくさんのポケモンがいそうな場所ですが、捕獲に熱心な人はあまりいないようでした。
三の丸尚蔵館に入ると、展覧会のテーマが「馬」ですので、いくつもの馬のオブジェがありました。
そして、まず1つ目の見どころが
そして、馬が描かれた屏風絵に並んで円山応挙の張飛が展示されていました。
映画のレッドクリフや人形劇三国志でも名場面の「長板橋で仁王立ち」のシーンが描かれていました。曹操の大群を相手に一喝するあの場面です。
いかにも日本的な張飛だな…
と率直に思いました。
円山応挙が描いているからか、線が細く見えます。
酒豪の豪傑ぶりがあまり感じられません。
でも、こんな張飛の方が皇室には好まれるのかな?と思ったりもしました。
その後久しぶりに渋谷ヒカリエの川本喜八郎人形ギャラリーにも行ったのですが、平家物語は「屋島の戦い」、三国志は「軍師と参謀」に焦点を当てた展示になっていて、張飛はいませんでした
終わってみればロンドン五輪以上のメダルラッシュで、競泳に柔道にレスリング、男子体操団体金メダル(金メダルが決まった後はご本人たちに替わってリオに乗り込んでいたママ5人がテレビに登場)に内村選手の2連覇、シンクロの復活にバドミントン女子ダブルスの金メダル、愛ちゃんの涙に波田陽区ソックリの水谷選手、リレーはボルトに次ぐ銀メダル、錦織の銅メダルにカヌーで史上初の銅メダル等々熱戦の話題と感動が尽きませんでした
そしてオリンピックの最後を飾るのは男子マラソン
オリンピック全期間を通じて最も視聴率が高かったのがこの男子マラソンでしたが、実は3名の日本代表選手の名前は当日まで分かりませんでした。その代わりでもないのですが、我が家もご多分に漏れず、
猫ひろしをさがせ
と盛り上がっていました。
それなのに、日本代表3名がゴールしたところで中継が終わってしまったんですけどね…
(その後ようつべでゴールシーンを見ましたけど)
さて、こちらを見たのはまだ夏休みが始まったばかりのころだったのに、だいぶ過ぎてしまいました。
そもそもは、7月始め頃にネットでこの記事を見つけたのが始まりです。
円山応挙「張飛図」初公開 三の丸尚蔵館
毎日新聞 2016年7月4日 15時00分
皇室に伝わってきた美術工芸品などを所蔵する皇居・東御苑の宮内庁三の丸尚蔵館で9日から、円山応挙(1733~1795年)が三国志に登場する張飛(ちょうひ)を描いた「張飛図」が初公開される。馬に関する作品を集めた展覧会「駒競(くら)べ--馬の晴れ姿」に出品される。入館無料。
応挙は江戸時代中期に活躍した絵師で、代表作に国宝「雪松図屏風(ゆきまつずびょうぶ)」などがある。
三の丸尚蔵館には何回か伺ったことがあるのですが、今回は
「張飛が出る」
ことに惹かれました。
皇室に伝わる美術工芸品の中に三国志でお馴染みの豪傑張飛の作品があったというのも意外だったし、ましてはそれを描いたのが円山応挙とあっては…しかも初公開だというし。
円山応挙って、柳の下に立つ女の幽霊の絵でも有名で、足が無い日本の幽霊スタイルはこの人から始まったと聞いたことがあります。その絵師が張飛を描いたというのです。
孔明先生を描いたのならまだイメージが湧くのですが、張飛ですからねぇ…
というワケで喘息外来で通院した際に東京駅に回りました。
皇居東御苑は日本人よりも海外からの旅行客で賑わっていました。いかにもたくさんのポケモンがいそうな場所ですが、捕獲に熱心な人はあまりいないようでした。
三の丸尚蔵館に入ると、展覧会のテーマが「馬」ですので、いくつもの馬のオブジェがありました。
そして、まず1つ目の見どころが
そして、馬が描かれた屏風絵に並んで円山応挙の張飛が展示されていました。
映画のレッドクリフや人形劇三国志でも名場面の「長板橋で仁王立ち」のシーンが描かれていました。曹操の大群を相手に一喝するあの場面です。
いかにも日本的な張飛だな…
と率直に思いました。
円山応挙が描いているからか、線が細く見えます。
酒豪の豪傑ぶりがあまり感じられません。
でも、こんな張飛の方が皇室には好まれるのかな?と思ったりもしました。
その後久しぶりに渋谷ヒカリエの川本喜八郎人形ギャラリーにも行ったのですが、平家物語は「屋島の戦い」、三国志は「軍師と参謀」に焦点を当てた展示になっていて、張飛はいませんでした