As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

リッツとルヴァン

9/11~9/20の関東の日照時間は、合計で10時間に届かなかったそうです
そして、やっとのことで晴れたと思ったらこの暑さです
明日の横浜は、熱中症注意報で「危険」が出てますよ・・・もういい加減にして欲しいです。

さて「8月末をもって国産の『リッツ』や『オレオ』の生産が停止してしまった」という食品業界に衝撃が走ったニュースはご存知でしょうか?


元来「モンテリーズ」というアメリカの会社が商標を持っている「ナビスコ」のオレオやリッツは、日本では山崎製パンの子会社であるヤマザキナビスコがライセンス契約の元で国内生産してきました。

ところが、その契約が終了することになり、9月からリッツとオレオはモンテリーズ社の工場で生産されたものを輸入販売することになったのです。リッツはインドネシア、オレオは中国に工場があるそうです。

そして、ヤマザキナビスコは社名が「ヤマザキビスケット」に変わり、これまでのリッツ生産経験を活かして新たなブランドのクラッカーを作ることになりました。

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その新ブランドが「ルヴァン」
濃い青色の箱に入った「ルヴァン」と、水色の箱に入った「ルヴァンクラシカル」があります。
ルヴァンは、リッツの後継品ともいえるクラッカーですが、リッツと違うのは四角く(でも角は丸っぽい)なったこと、焼き色もリッツより若干こんがりしたように見えることです。
ルヴァンクラシカルはソルトクラッカーで、従来の「ナビスコプレミアムクラッカー」の後継品と思われます。

そこで、さっそく「新リッツ」と「ルヴァン」「ルヴァンクラシカル」を買ってきました。

まずは生産地がインドネシアに切り替わったリッツ。
レシピは日本人向け(ヤマザキナビスコが作っていた時とほぼ同じ)なので、味自体はほとんど変わっていないと思いましたが、ネット上の口コミでは「焼き色が薄い~」という意見が多数あがっていました。

次にルヴァンクラシカルをいただきましたが、これはふつうのソルトクラッカーで、従来品との違いはほとんどありません。

そして「ルヴァン」
個人的にはいちばん気に入ったのがルヴァンです。
焼き色もこんがり、そして生地もしっかり、食べ応えがあります。つまり、やめられなくなります…
が、ルヴァンが売っているお店がなかなか少ないのですね。リッツが置いてあった棚にはそのまま新リッツが置かれてしまい、ルヴァンがないのです。ルヴァンクラシカルの方がよく見かけます。
また、ただのルヴァンはなくても「ルヴァンチーズサンド」は置いてあることがあります。「リッツチーズサンド」もありますが、これもルヴァンの方が挟んであるチーズクリームも含めて美味しいように思います。
しばらくはお菓子売り場でルヴァンを探してさまようことになりそうです。

そして、ヤマザキナビスコの他のお菓子「チップスター」やリッツチーズサンドの隣に並んでいた「レモンパック」などは、モンテリーズ社とのライセンスは関係ないので、そのまま販売が続きます。

一方で、リッツやオレオと同じモンテリーズ社の製品でライセンス契約でヤマザキナビスコが作っていたチョコチップクッキー「チップスアホイ!」も国内製造は終わってしまいましたが、輸入品が来るのかどうかはいまだに分かりません。悲嘆にくれている人も多いようですよ。