As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

君の名は。

晴れたのは日曜だけで、またも台風が近づいています
沖縄には特別警報が出ていますね・・・
被害が出ませんようにと願うばかりです。

さて、こちらの作品はこの秋最大のヒット作となったと思いますが…最初はあまり見に行く気がなかったのですが、世間でのあまりの評判の良さに思わず行ってみることにしました。

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君の名は。 監督:新海誠  声の主演:神木隆之介上白石萌音

1,000年に1度のすい星来訪が、1か月後に迫る日本。山々に囲まれた田舎町に住む女子高生の三葉は、町長である父の選挙運動や、家系の神社の風習などに鬱屈(うっくつ)していた。それゆえに都会への憧れを強く持っていたが、ある日彼女は自分が都会に暮らしている少年になった夢を見る。夢では東京での生活を楽しみながらも、その不思議な感覚に困惑する三葉。一方、東京在住の男子高校生・瀧も自分が田舎町に生活する少女になった夢を見る。やがて、その奇妙な夢を通じて彼らは引き合うようになっていくが……。
星を追う子ども』『言の葉の庭』などの新海誠が監督と脚本を務めたアニメーション。見知らぬ者同士であった田舎町で生活している少女と東京に住む少年が、奇妙な夢を通じて導かれていく姿を追う。キャラクターデザインに『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』シリーズなどの田中将賀作画監督に『もののけ姫』などの安藤雅司ボイスキャストに『バクマン。』などの神木隆之介、『舞妓はレディ』などの上白石萌音が名を連ねる。ファンタスティックでスケール感に満ちあふれた物語や、緻密で繊細なビジュアルにも圧倒される。

夫は昔から新海誠監督のファンで、彼がゲームのアニメ(美少女ゲームと言われる分野。いわゆるサブカル好きな人にプレイヤーが多い)を手がけていたころから知っていました。
2007年には劇場用作品第3作となる「秒速5センチメートル」が公開されましたが、このときも単館上映系の劇場での公開だったために「知る人ぞ知る」作品だったと思います。

それが、この秋満を持したように公開された「君の名は。」は、何ということでしょう!老若男女幅広い人々に受け入れられたのです。

最初に「君の名は。」というタイトルを聞いたときにとっさに浮かんだのは、鈴木京香さんがヒロインだった朝ドラでした。
でもこの「君の名は。」は現代に生きる高校生のファンタジー要素満載の「男女入れ替わり」ストーリーです。
それも、単純に入れ替わるだけではなく、そこにもう一捻り時間軸の歪みがあった。果たして過去を変えられるのか?その鍵となるアイテムは「巫女の口噛み酒」なのか?という何だか良く分からない部分もスルーできてしまうような、圧倒的な映像美がありました。リピーターが多数いるのも頷けます。

日本のアニメーションは常に世界を牽引してきましたが、ジブリがあって、細田守監督が現れ、そこに新海誠監督が仲間入りして…ますます人々を魅了する質の高いアニメが出てきそうでこれからも楽しみです。