聖の青春
今年は「クリスマス3連休」のおかげで、いつもよりちょっと早めに学校が冬休みに入ったのですが…(そして「成人の日3連休」のおかげで新年のスタートもちょっと遅めになります)
何ですかこの暖かさは…
何ですかこの暖かさは…
結局ダウンコートは1回しか着ていないですよ。今日は秋用のコートで出かけました。
さて、映画のレビューはようやく12月に見たものに追いつきました。
ワタクシは将棋は全く出来ません・・・
子供の頃に「回り将棋」で遊んだだけです。
なので、将棋の世界のニュースについては大変疎くこの映画の主人公の村山聖さんのことも知りませんでしたが、20代でがんと向き合った方だったというので見たくなったのでした。
幼少期からネフローゼのため入退院を繰り返し、院内学級に通い、退院してからも健康状態は決して良くなく病気による浮腫もあった村山さんを松山ケンイチさんは体当たりで演じていられたと思います。がんが見つかる前から、病身の自分は長くは生きられないのではないかという予感があったからなのでしょうか、将棋はもちろんのこと、少女マンガに熱中する姿などにも刹那的な生き方が伝わってきました。
将棋に関しては村山さんと互角であり、他にも望むままにいろいろなものを手中におさめることができた(ように見えた)のが羽生善治さんだったと思いますが、2人が向かい合って静かに飲んでいるシーンでは、なんだかすごく2人の思いがあふれているように感じました。
「オケ老人」の杏さんとの「夫婦役者対決」では完全に妻の杏さんの方に軍配があがりそうですね(笑)