As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

入試前にまさかの・・・

「受験は、何が起こるか分からない」
とは昔から言われていることですが、
その「まさか」はやはり起こりました…

受験まであと5日に迫ってから「A型インフルエンザ当選」です…orz

インフルエンザの患者が激増しているというニュースは気になっていましたが、幸い娘のクラスでは年明けのインフル患者は0が続いていましたのでずっと登校していました。
ほぼ全員が受験する高校受験とは違い、一部の子だけが受験するのが中学入試ですから、間近に迫ったこの時期にずっと学校に来ない受験生がいます。学校に来ないで塾で勉強していたり、怪我やインフル感染を防ぐためという目的もありますが、我が家の方針は、
「学校サボってもどうせ効果は上がらないし、そもそも小学校を蔑ろにして受験じゃ本末転倒だよ」ということで、特段な体調不良やメンタル不調がない限りは登校でした。
娘もその方が気が紛れるらしく、2月になったら遊ぶ計画を立てながら学校に行っていました。

ところが、他のクラスではチラホラインフル患者が出始めたというので、受験直前の金曜の午後のクラブ活動は休んで早退することにしたのです。そして週明けの30、31日はコンディション調整もかねて学校は欠席ということで担任の先生にお願いしていました。

私は木曜のバイトが終わると翌週は丸々お休みをいただき、翌日のお昼休みに学校へ娘を迎えに行きました。担任の先生からも地元の中学へ進む友達からも「がんばってねー」と言われて出てきたのです。

ところが、その日の夜塾から帰ってくると、なんだか口数が少ない、それに顔が赤い…
まさか、と熱を測ると38.5℃を越えていました。
区内の24時間救急外来のある病院に電話したのですが、発熱してすぐにインフル検査しても判定がうまくいかないから、痙攣や意識混濁がなければ翌朝にかかりつけを受診してくださいと言います。

そして翌朝、かかりつけのクリニックで検査したところ、見事にインフルAが出たのです。熱は一晩中下がらず、この時点で39℃を越えていました。

ワクチンも打っていたのに、どこからもらってきたのか…?
身近にインフル患者はいなかったのに…

夫の勤務先ではかなりインフルが流行っていたのですが、夫は発症していませんでした。でも発症してなくても感染してて(不顕性感染という。ノロウィルスでは、不顕性感染でまったく症状が無い人がまわりに伝染してしまうことがある)、家に持ち込んだんじゃないかと疑ってみたのですが、証拠はどこにもありません。

グタグタいっても何も変わらないので治療です。坑インフル薬のイナビルを吸入しました。そして私には「予防投与」でリレンザが処方されました。確かに私がかかってしまっては受験に連れて行けません。予防目的でインフルの薬を使うのは初めてです。

それにしても、坑インフル薬の効果はスゴいですよね。
私が受験生だった時にはこれらの薬はなかったのですから、もしこの時期に発症したらもうアウトでした。

日曜には熱は下がり、鼻はまだズルズルやっていますが、なんとか本番には間に合いそうです。
当の本人は、塾の壮行会行けないの~?って残念がっていましたが、まさか直前にウイルスを撒き散らすワケにはいきませんから…

そして30、31日の学校の欠席は「インフルによる出校停止」ということで、欠席にはならないで済みそうです。