大阪まで

やっぱり直接お会いしてお見送りしたかったので、午後の新幹線に乗ってしまいました。

最初の手術からもう20年近くも過ぎているのに、どうしてこんな結末が待っているのだろうと、本当にやりきれなくなります。そういう病気なんですよね。

焼香の後、お顔を見ることができましたが、ご自身が選んだ着物に身を包まれ、本当に安らかなお顔をしていらっしゃいました。

導師のお坊さんは、同世代で小さな頃からの彼女をご存じだったということで、読経の後でお話をしてくださいました。分かってはいるけど、故人のお人柄が偲ばれるお話でした。

親族の方がお清めの席に行った後で、大阪の患者会の皆さまが、飛び込みのようにやって来た私も夕食に誘ってくださり、思い出話に花が咲きました。それは祭壇に埋め尽くしたたくさんのお花と同じだったと思います。

そして、大阪の街中で右往左往してしまいそうだったのですが、難波のバスターミナルまで送ってくださいました。
今は、東京行きの夜行バスの中でこれを書いています。
大阪での一期一会、彼女が繋げてくれたご縁です。

バスターミナルの近くにあの「蓬莱551」が…！
でも本日分の豚まんは全て売り切れてたので、シュウマイを買いました。
彼女はこちらに来ると必ず崎陽軒のシウマイをお土産に買っていたので、今度は私が大阪のシュウマイを買って帰ります。

Angeさん、本当にありがとう。
ご冥福をお祈りします。