As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

スノーデン

この作品を見たのは、2/1でした。
この日は夫が娘の受験の引率だったので、家にずっといるよりは映画でも・・・
と思い出かけたのですが、イマイチ印象が薄かったのはやはり気がそぞろな状態で見ていたからでしょうか?

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スノーデン  監督:オリヴァー・ストーン 
主演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、シャイリーン・ウッドリー

名匠オリヴァー・ストーン監督が、アメリカ政府による国際的な個人情報監視の事実を暴き世界を震撼(しんかん)させた「スノーデン事件」の全貌に迫る人間ドラマ。CIAおよびNSAアメリカ国家安全保障局)職員だったエドワード・スノーデン氏がキャリアや恋人との幸せな人生を捨て、重大な告発を決意するまでの過程を描く。スノーデン氏をジョセフ・ゴードン=レヴィット、その恋人をシャイリーン・ウッドリーが演じるほか、オスカー女優メリッサ・レオザカリー・クイントトム・ウィルキンソンらが脇を固める。
2013年6月、元CIAおよびNSAアメリカ国家安全保障局)職員エドワード・スノーデンジョセフ・ゴードン=レヴィット)の内部告発により、アメリカ政府がひそかに作り上げた国際的な監視プログラムの存在が明らかになる。そこに至る9年の間、国を愛する平凡な若者はテロリストばかりか民間企業や個人、同盟国までも対象とされ、全世界のメールや携帯電話での通話が監視されている現実に危機感を募らせていた。

アメリカのCIA職員のスノーデンがロシアに亡命したニュースは何となく覚えていました。アメリカの機密組織って映画みたいなことを現実にやっているのかと思ったモノです。
この作品では、軍隊で挫折した青年が国を守りたいとCIAに入ったものの、その大義名分の為には手段を選ばない組織の力の脅威と向き合い、葛藤し、そして耐えられなくなり実行に移すまでの心のうちがリアルに描かれていました。彼女との出会いなど等身大の若者の姿に、CIAに入らなければどんなに違った人生が待っていたのだろうと思います。
テロの脅威にさらされている社会を守る為に個人のプライバシーが監視される矛盾…スノーデンの亡命を受け入れたロシアも、彼をトランプ大統領との外交取引に使おうとしているという噂も…ネットの発達によって様々な情報に容易にアクセスできる現代社会の怖さをひしひしと感じました。