ドラマの感想 2017年冬クール
気が付いたら4月も半ばを過ぎ、春ドラマが続々始まりましたので、冬ドラマの感想を忘れないうちにいきます。
A LIFE~愛しき人~
SMAP解散後初のキムタク主演ドラマということで俄然注目を集めていましたが、終わってみればキムタクはいつものキムタクと変わらなかったと思います。
正直、手術シーンでの魅力は「Doctor-X」の大門未知子先生の方が断然上だなと思ってしまったので、同じクールでやらなくて良かったと思いました。
キムタク以外の医師を演じる俳優さんもイマイチ医師っぽく見えなくて・・・竹内結子さんは小児外科医というよりは「幼稚園の先生」に見えるとネット上でも言われていましたよね。松山ケンイチさんもダメダメなお坊ちゃん医師が「ワザと下手に演じているのかなぁ?」って見えてしまったし、及川光博さんはどうにも「相棒」のイメージが抜けきらず・・・
でも何よりも興味深かったのは、浅野忠信さんが演じた副院長でした。
同じ時期に公開された「沈黙 ―サイレンス― 」での熱演が光っていただけに、「どうしてこんなにこじらせちゃったんだ?」という印象だけが残り・・・そのこじらせぶりが主役のキムタクを食ってしまっていましたね。
そして、医療ドラマではこれまで何度もシリーズで医師役を演じてきた俳優さんを上回る印象を与えるのはかなりのハードルだということがよくわかったのでした。
視覚探偵 日暮旅人
これはもちろん松坂桃李くんが主演なので見ていたものです。
大晦日の「笑ってはいけない」にもこちらのネタがありましたので、原作未読でしたが話には入っていきやすかったかなと思います。
しかしですね・・・実際の錦糸町ってあそこまでスゴい街でしょうか?そして「探偵」モノではありましたけど、後半はどんどんヤクザものの話になっていきました・・・
バイオレンスがあまり強い作品はやはりあまり得意ではないなぁと再認識したところです。
そうそう、灯衣ちゃんを演じた住田萌乃ちゃんの演技力はさすがでしたがもう小学校3年生だったのですね。保育園児を演じるのにはちょっとムリがあったのかなぁ、と。
相棒
映画版が期待以上に良かっただけに、ドラマもいい感じで終わるかなと思っていたら、最終回がイマイチ消化不良でした・・・
やはり「殺人事件」ではなかったからでしょうか?仲間由紀恵さんの秘密を追う展開でしたよね。
右京さん、冠城さんにかなりキツイ言い方で「黙っていろ!!」なんて激怒していましたけど、こんな2人で続編ができるのでしょうか?