As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

LA LA LAND

今日は朝から晴れて暑いくらいあっという間に明日からGWです。
さて、4月ももう終わろうとしているのに未だに3月に見た映画のレビューを書いておりますが・・・

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LA LA LAND 監督:デイミアン・チャゼル

何度もオーディションに落ちてすっかりへこんでいた女優志望の卵ミア(エマ・ストーン)は、ピアノの音色に導かれるようにジャズバーに入る。そこでピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と出会うが、そのいきさつは最悪なものだった。ある日、ミアはプールサイドで不機嫌そうに1980年代のポップスを演奏をするセバスチャンと再会し……。
『セッション』などのデイミアン・チャゼルが監督と脚本を務めたラブストーリー。女優の卵とジャズピアニストの恋のてん末を、華麗な音楽とダンスで表現する。『ブルーバレンタイン』などのライアン・ゴズリングと『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのエマ・ストーンをはじめ、『セッション』でチャゼル監督とタッグを組んで鬼教師を怪演したJ・K・シモンズが出演。クラシカルかつロマンチックな物語にうっとりする。

この作品を見たのは、3月まで勤めていたバイト先の最終出勤日の夜でした。
送別会は午後4時過ぎから始まったので終わったのはまだ7時前、もう夫は家に帰っていたし、夕飯のことも気にしないで良かったので、ちょうどレディースデーだし映画でも見てから帰ろうと思い、話題のミュージカルを見ることにしました。
冒頭部分のハイウェイでいきなりみんなが車から降りて踊りだしたシーンには「これぞブロードウェイミュージカルの空気だ」と感じ入ったのですが、物語全体が「レ・ミゼラブル」のような重厚なつくりではなく、明るさの中に切なさが混じった「元気になれる」話になっていました。女優の卵とジャズピアニストの運命は大きく変わってしまった・・・それを巻き戻すことはできないのだけど、でも悲劇的ではなかったです。1つのことに区切りを付けた夜に見る作品としてはぴったりだったなぁと思いましたよ
そうそう、主人公のミアが乗っていた車は「プリウス
日本ではあまり若い女性が乗る車というイメージがなかったので斬新でした